2020年8月17日〜2020年8月23日
ITmedia Mobileにおける1週間の記事アクセス数を集計し、その上位10記事を紹介する「ITmedia Mobile Weekly Top10」。今回は2020年8月17日から2020年8月23日までの1週間について集計し、まとめました。
今回のランキングでは、アクセス数1位を始めとして、SIMロックフリーでメーカーが直販する「Xperia 1 II」「Xperia 1」「Xperia 5」に関する記事が複数ランクインしました。
SIMロックフリーで登場するXperiaは、キャリアで販売するモデルと比べて以下のような特徴があります。
「より手頃な価格を実現するため」(あるキャリアの担当者)に、ここ最近のハイエンドなXperiaは日本向けモデルだけ内蔵ストレージが“半分”にされていました。今回のSIMロックフリー版の投入で、ストレージという観点では海外モデルと同じ土俵に立てた格好です。とりわけ、Xperia 5は(発売時期が発売時期とはいえ)キャリアモデルより安い上にストレージが「倍増」するわけですから手頃感が大きいです。
一方、テレビチューナーの非搭載化については、意見が分かれそうです。
NTTドコモやKDDIの株主総会では、端末へのテレビチューナー搭載に関する質問をする株主の姿が見受けられました。「スマートフォンでもテレビチューナーを積んでいると、NHKの受信料の受信料を請求される」という不安から、最近では「スマホにテレビチューナーを積まないでほしい」という要望があるとも聞きます。現に、キャリアが販売する最近のスマホでは、テレビチューナーを積まないモデルが増えつつあります。
ただ、2011年の東日本大震災の際に、ケータイに搭載されていたワンセグ機能に助けられた経験からすると、私個人としてはメインで使うスマホにはテレビを備えてほしいとも思う次第です。「ラジオでも用は足せる」という声もありそうですが、ラジオでは映像が見られないという問題があります。低画質でも、映像も見られるワンセグは非常に重宝したのです。
オフラインでもテレビが見られると災害時に大変助かる、と考えているユーザーがいるということは、ここに記しておこうと思います……。
ランキングの6位には、中国Black Sharkの最新ゲーミングスマホ「Black Shark 3 Pro」のハンズオン記事が入りました。
Black Sharkは中国Xiaomi(小米)が出資するゲーミングスマホに特化したメーカーで、日本ではTAKUMI JAPAN(KAZUNA)を通して「Black Shark 2」を販売しました。今回登場したBlack Shark 3 Proは、その後継機種の1つで「Black Shark 3」の上位モデルに位置付けられています。
Black Shark 3 Proは5G通信に対応していることはもちろんですが、7.1型の巨大ディスプレイも目を引きます。ハンズオン記事を見る限り、ゲーミング機能をつかさどる「Gamer Studio」の日本語化はバッチリのようで、日本での発売に期待したい所ですが、どうなるでしょうか……?
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