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» 2008年07月01日 12時00分 UPDATE

むいてみました:HP 2133 Mini-Note PCの気になる中身をチェックした

製品発表から1カ月以上が経過し、ようやくユーザーの元に届き始めた「HP 2133 Mini-Note PC」。何はともあれ分解してみよう。

[田中宏昌,ITmedia]

VIAプラットフォーム採用により一足先に製品投入

ht_0807hp01.jpg ついに販売された「HP 2133 Mini-Note PC」

 ポストEee PCとして話題を集め、全世界的に品不足となっている日本ヒューレット・パッカード(HP)の「HP 2133 Mini-Note PC」。6月に開催された「COMPUTEX TAIPEI 2008」では、Atom搭載PCが続々と登場したが、現時点で国内に出回っている製品はまだない。

 このHP 2133は、既存のVIAモバイルプラットフォームを採用することにより、ほかのメーカーに先駆けて市場に投入されたが、世界規模で予想以上の注文があったため販売を延期したり、販売を一時停止したりと話題に事欠かない。アルマイト加工を施した剛性感の高いボディをはじめ、OSにWindows Vistaを搭載したり、スタンダードモデルで5万9850円、2個のバッテリーが付属したハイパフォーマンスモデルでも7万9800円(いずれも同社直販のHP Directplus価格)と優れたコストパフォーマンスも見逃せない。

 すでにHDDへのアクセス方法は、こちらの記事で動画を交えて取り上げたが、内部はどのようなパーツで構成されているのであろうか。


メモリやHDDの換装は比較的容易に行える

 メモリスロットやHDDベイへのアクセスは簡単で、3本のネジを回してキーボードユニットを取り外すだけで済む。メモリは標準で2Gバイト(ハイパフォーマンスモデル)か1Gバイト(スタンダードモデル)となっているが、メモリスロットは1基しかないので増設の際は標準搭載のモジュールが無駄になる。

 一方、HDDベイは3本のネジを外せば取り出せ、2.5インチ/9.5ミリ厚のSerial ATA HDDに換装可能だ。ただ、ハイパフォーマンスモデルは160Gバイト、下位のスタンダードモデルでも120Gバイトと、このクラスの製品としては容量が大きめなので、交換するのであればより回転数を引き上げた7200rpmのドライブ(標準は5400rpm)を狙いたいところだ。

注意

製品を分解/改造すると、メーカー保証は受けられなくなります。内部で使用されている部品などは編集部が使用した製品のものであり、すべての個体にあてはまるものではありません。また、評価機ゆえ実際の製品とは異なる可能性があります。



ht_0807hp02.jpght_0807hp03.jpght_0807hp04.jpg 17.5ミリの正方ピッチを採用したキーボード(写真=左)。現時点は英語キーボードのみだが、HPによれば日本語キーボードの採用も検討中という。キーボードユニットを取り外すだけで、メモリスロットやHDDベイにアクセス可能だ(写真=中央)。パームレストのユニットを取り除いたところ(写真=右)。HDDベイを切り抜いたマザーボードが目を引く

ht_0807hp05.jpght_0807hp06.jpght_0807hp07.jpg マザーボードの表面(写真=左)。CPUやノースブリッジ、サウスブリッジ、メモリスロット、ExpressCardスロットなど、主要なパーツがこちら側にまとまっている。CPUとノースブリッジを結ぶ冷却ユニット(写真=中央と右)。システムに負荷をかけるとやや耳障りな風切り音が発生する

ht_0807hp08.jpght_0807hp09.jpght_0807hp10.jpg ハイパフォーマンスモデルに採用されたVIAの超低電圧版CPUであるC7-M ULV 1.6GHz(写真=左)。90ナノメートルプロセスで製造されたCPUで、25×25ミリのNanoBGA2パッケージ。チップセットは、UniChrome Proの統合型を採用したEverex「CloudBook」と異なり、DirectX 9対応のVIA Chrome9 HCを搭載したノースブリッジ「VN896」(写真=中央)と、533Mバイト/秒のV-Linkで接続されるサウスブリッジ「VT8237S」(写真=右)で構成される

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