AMD 785GマザーはDDR3&Socket AM3モデルが人気古田雄介のアキバPickUp!(2/4 ページ)

» 2009年08月10日 11時50分 公開
[古田雄介&ITmedia アキバ取材班,ITmedia]

「夏休みのマイ自由研究に持ってこいです」――1万6000円からのIONマザーと、7000円からのmini-ITXケース

Manli「ML-N-IONITX-B-E」(左)と「ML-N-IONITX-D-E」(右)

 先週はmini-ITX関連でも個性的な新製品が目立った。マザーボードはManliから低価格なIONモデルが登場。Atom 230とGeForce 9400M Gを搭載した「ML-N-IONITX-B-E」が1万6000円強で出回っているほか、デュアルコアAtom「Atom 330」と無線LANモジュールを搭載した「ML-N-IONITX-A-U」と「ML-N-IONITX-D-E」も各ショップの店頭に並んでいる。価格はACアダプタ付属の「ML-N-IONITX-A-U」が2万3000円前後で、付属しない「ML-N-IONITX-D-E」が2万1000円弱だ。

 入荷したツートップ秋葉原本店は「低価格なIONマザーが増えるのはありがたいですね。現在は夏休みということもあってか、Atomマザー以上に好調に売れています。再生専用ならAtom 230モデルでも十分なので、気軽にAVマシンを組みたいといったニーズに最適だと思います」と語る。

 mini-ITXケースの注目株は、マスタードシードの「JX-FX300B」だ。ホットスワップ対応のHDDリムーバブルベイを2基備えており、通常サイズの5インチベイと固定式の3.5インチベイもそれぞれ1基用意している。電源容量は220ワットで、サイズは200(幅)×317(奥行き)×205(高さ)ミリ。価格は1万3000円弱だ。

 クレバリー1号店は「テレビマシンとして使うにも、フロントでHDDを付け替えられるので、残り容量を気にせずガンガン録画できるのが魅力ですね。いちいちケースを開けて付け替えるとなると面倒なので、結局やらなくなる場合が多いですから、本格的に録画するならオススメです」とプッシュしている。

 そのほか、7000円弱の低価格なmini-ITXケース2モデルも人気を集めている。マスタードシードの「JX-FX100B」は、3.5インチと5インチベイを1基ずつ搭載したシンプルなケースで、150ワット電源をフロント側に配置しているのが特徴だ。サイズは200(幅)×303(奥行き)×166(高さ)ミリとなる。一方、岡谷エレクトロニクスの「MX1201」は200ワットの電源を備え、コンパクトながら3.5インチベイ2基と5インチベイ1基を備えている。また、ブラックとホワイトの2色を用意しているのもポイント。ドスパラ秋葉原本店は「低価格でもベイの構成や電源ユニットの位置などを工夫したモデルが多く、ルックスも悪くないので、売れると思いますね。電源付きのケースとしては、ATXサイズと比較しても十分に安いと思います」と話していた。

マスタードシード「JX-FX300B」(写真=左)。岡谷エレクトロニクスの「MX1201」とマスタードシードの「JX-FX100B」(写真=中央)。JX-FX100Bの内部。電源ユニットがフロント側に配置されている(写真=右)

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