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» 2010年01月18日 12時40分 UPDATE

2010年PC春モデル:15.4型ビジネスVAIOノートがCore iとWin 7でリニューアル――「VAIO B」

ビジネス向けの15.4型ワイドノートPC「VAIO type BZ」が、Core iシリーズやWindows 7を採用した「VAIO B」に生まれ変わった。店頭モデルも新たに追加している。

[ITmedia]

堅牢ボディを継承し、中身は最新アーキテクチャへ

 「VAIO B」は15.4型ワイド液晶ディスプレイを搭載したビジネス向けノートPCだ。2008年10月に発売された「VAIO type BZ」の後継機で、CPUやOSを世代交代するとともに、全体的なスペックを強化した。

 従来のVAIO type BZは、ソニースタイル直販のVAIOオーナーメードモデルと法人向けカスタマイズモデルのみで扱われていたが、VAIO Bは店頭販売向けの標準仕様モデル「VPCB119GJ/B」を用意している。発売日は1月30日の予定で、予想実売価格は20万円前後だ。

tm_0118vaiob01.jpgtm_0118vaiob02.jpg ボディカラーはブラックを採用する

 CPUはCore i5-520M(2.4GHz)を採用する。デュアルコアとハイパースレッディングによる4スレッド同時処理が行えることに加え、動作クロック高速化技術のIntel Turbo Boost Technology利用時は最大2.93GHzで駆動する。3次キャッシュ容量は3Mバイトだ。

 グラフィックス機能はCPUパッケージ上に搭載されたIntel HD Graphicsを用いる。チップセットはIntel HM55 Express、メインメモリは4GバイトDDR3 SDRAM(2Gバイト×2/PC3-8500)、HDDは500Gバイト(5400rpm)、光学ドライブはDVDスーパーマルチだ。

 不意の落下や衝撃によるデータ破損を防ぐHDDプロテクション機能は、ヘッド退避完了までの時間を従来比で140〜280%高速化した。従来はデータ書き込み中にヘッド退避までの時間がかかり、HDD保護までの落下距離が20〜80センチに及ぶこともあったが、今回の改良でHDD保護までの落下距離を10〜15センチに抑えている。また、従来はWindows上で制御していたHDD保護機能をBIOSの制御下におき、OSの起動中や休止状態への移行時でもヘッド退避を可能にした。セキュリティーチップ(TPM)も標準搭載する。

 液晶ディスプレイは従来同様、1440×900ドット表示の15.4型ワイドパネルを採用。LEDバックライトを内蔵するほか、新たに照度センサーを追加し、周囲の明るさに応じて液晶ディスプレイの輝度を自動調整する機能も備える。

tm_0118vaiob03.jpg 1440×900ドット表示の15.4型ワイド液晶を搭載。照度センサーによる輝度の自動調整が行える
tm_0118vaiob04.jpg キーボードはほかのVAIOノートが採用するアイソレーションタイプではなく、標準的なデザインだ

 通信機能はIEEE802.11b/g/n(送受信最大300Mbps)の無線LAN、1000BASE-Tの有線LAN、Bluetooth 2.1+EDR、56kbpsのモデムを内蔵。インタフェース類は、3基のUSB 2.0、アナログRGB出力、HDMI出力、ヘッドフォン、マイク、有効画素数31万画素のWebカメラ、指紋センサーを装備する。メモリースティック デュオ(PRO-HG対応)用、SDメモリーカード(SDHC対応)用、ExpressCard/34用のメモリカードスロットも持つ。

 OSは64ビット版Windows 7 Professionalがプリインストールされる。付属ソフトはオフィススイートのOffice Personal 2007 with PowerPoint 2007や、独自のサポートソフト「VAIO Care」などを備えるが、ビジネスPCなので数は少なめだ。

 本体サイズは362.4(幅)×266.8(奥行き)×29.8〜37.7(高さ)ミリ、重量は約2.7キロで、ボディの外形寸法やデザインはVAIO type BZと変わらない。従来同様、天面と底面にマグネシウム合金を用い、さまざまな堅牢性試験をクリアしたほか、30CCまでの液体なら基板への浸水を防ぐウォーターレジスト機構も備えている。粉状の塗料を金属へ焼き付けて塗装する粉体塗装を新たに採用し、塗装の耐久性を高めたほか、再生プラスチック材料の利用で環境にも配慮した。バッテリー駆動時間は標準で約5.5時間、別売のLバッテリーで約8.5時間をうたう。

直販モデルはCore i7やSSD、BDドライブ、XPも採用

 購入時に仕様をカスタマイズできるソニースタイル直販のVAIOオーナーメードモデルも同時発売される。価格は13万2800円からだ。

 CPUはデュアルコアのCore i7-620M(2.66GHz/最大3.33GHz/3次キャッシュ4Mバイト)やCore i5-520M(2.4GHz/最大2.93GHz/3次キャッシュ3Mバイト)、メインメモリは最大8GバイトのDDR3 SDRAM、データストレージは500GバイトHDD(7200rpm)や512Gバイト/256Gバイト/128GバイトのSSD、光学ドライブはBlu-ray Disc、ディスプレイは1280×800ドット表示の15.4型ワイドが選べる。また、メッセージ刻印サービスにも対応する。

 プリインストールOSは標準仕様モデルと同じ64ビット版Windows 7 Professionalに加えて、Windows 7 Professionalのダウングレード代行インストールサービスによる32ビット版Windows XP Professional(SP3)も搭載可能だ。

 なお、オプション類も豊富で、スティック型ACアダプタ、ドッキングステーション、プライバシーフィルター、キャリングバッグ、ポーチなどが用意されている。

VAIO Bシリーズ店頭モデルの概要(その1)
シリーズ名 モデル名 タイプ 従来比較 CPU メモリ HDD OS 実売
VAIO B VPCB119GJ/B 2スピンドル フルモデルチェンジ Core i5-520M(2.4GHz) 4096MB(DDR3) 500GB 64ビット版7 Professional 20万円前後
VAIO Bシリーズ店頭モデルの概要(その2)
シリーズ名 モデル名 液晶 解像度 チップセット 光学ドライブ GPU TV機能 重量
VAIO B VPCB119GJ/B 15.4型ワイド 1440×900 Intel HM55 2層対応DVDスーパーマルチ CPU統合 計測中

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