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» 2010年01月25日 13時00分 UPDATE

2010年PC春モデル:ボディそのままで、“Arrandale”に世代交代──「Let'snote S9」

Let'snoteシリーズの軽量2スピンドルノートが最新のインテルプラットフォームを採用。「マイレッツ倶楽部」では、人気のWWANとWiMAX同時搭載モデルも登場する。

[ITmedia]

“Arrandale”世代のCPUで最高2.93GHz動作が可能に

kn_letss9_01.jpg 「Let'snote S9」

 パナソニックは、1月25日に軽量2スピンドルノートPCのLet'snote Sシリーズ新モデル「Let'snote S9」を発表した。出荷開始は2月17日からの予定で、店頭モデルの実売価格は20万円前後とみられる(Officeモデルは23万円前後)。

 ボディは従来モデルのLet'snote S8とほぼ同様だが、内部はインテルのノートPC向け最新CPU「Core i5-520M」(動作クロック2.40GHz、TDP35ワット)とその対応チップセット「Intel QM57 Express」(TDP3.5ワット)を採用するなど、構成が一新された。

 Core i5-520Mは、インテルが1月8日に正式発表した32ナノプロセスルールを採用した「Arrandale」(開発コード名)世代のモデルで、CPUのパッケージに45ナノメートルプロセスルールのグラフィックスコア「Intel HD Graphics」を統合するのが特徴だ。

 デュアルコアだがHyper-Threading Technology(HT)に対応するので、4スレッドの同時処理が可能だ。また、Nehalemアーキテクチャで導入された片方のCPUコアが休止してTDPに対して余裕ができた分を残ったコアのオーバークロックに使うIntel TurboBoost Technology(TBT)にも対応するので、定格2.4GHzのの動作クロックを最大2.93GHzまで上げることが可能だ。Let'snote S9のメモリはDDR3-800(SO-DIMM)対応で、店頭モデルの標準構成で2Gバイトを搭載し、HDDはSerial ATA接続の容量250Gバイトを採用する。

 CPUのパッケージに統合されたIntel HD Graphicsもベースの動作クロックは500MHzだが、CPUの負荷が低くてシステム全体の温度がTDPに対して余裕がある場合にグラフィックスコアをクロックアップする「Graphics Max Dynamic Frequency」に対応するので、最高で766MHzまでクロックが自動で上がる。

ビジネスで使うノートだから、従来の堅牢性能はそのまま継承

 内部構成は一新したが、ボディは従来モデルとほぼ共通する。ボディサイズは282.8(幅)×209.6(奥行き)×23.4〜38.7(厚さ)ミリ。重さは標準バッテリー搭載時で約1.32キロ。従来モデルと同様にオプションで軽量バッテリーも用意されるが、こちらを搭載した場合の重さは約1.16キロになる。バッテリー駆動時間は標準付属のバッテリーで約14時間、軽量バッテリーで約7時間になる。

 堅牢性能も従来モデルと同様で、工場で100キロf加重振動試験、底面方向76センチ動作落下試験、26方向30センチ非動作落下試験を行って合格した機材が出荷される。また、キーボード全面防滴も施される。

 本体搭載のインタフェースは、USB 2.0×3(左側面×2、右側面×1)、アナログRGB出力、SDメモリーカードスロット、HDMIが用意された。無線接続では、IEEE 802.11a/g/n(nはドラフト2.0準拠)とWiMAXを標準で利用できるほか、WWAN、Bluetoothもそれぞれオプションで搭載可能だ。vProにも対応しており、盗難による不正利用をリモートでできなくする「インテル アンチセフト・テクノロジー」が利用できる。

パワフルな「256GバイトSSD」「WWAN、WiMAX同時搭載モデルも選択可能なマイレッツ倶楽部」限定モデル

 PC直販サイト「マイレッツ倶楽部」限定モデルでは、CPUに店頭モデルより動作クロックが高いCore i5-540M(動作クロック2.53GHz、TBT有効時で最高3.06GHz)と500GバイトHDD、64ビット版Windows 7 Professional(32ビット版/64ビット版のセレクタブルOS仕様)が標準となる。カラー天板はハイスペックモデルで6色、プレミアムエディションで8色を選択できる。本体カラーもグレイシュメタル、シルバーダイヤモンド、ジェットブラックが用意される。

 プレミアムエディションでは全モデルでメモリを4Gバイト(最大8Gバイト)搭載可能だ。また、500MバイトHDDの代わりに256GバイトのSSDを搭載したモデルが用意される。さらに、ジェットブラックモデルではWiMAXとWWANの同時搭載モデルも選択できる。Bluetoothもハイスペックモデル、プレミアムエディションの全モデルで搭載する。バッテリー駆動時間はハイスペックモデルとプレミアムエディションのWiMAX搭載モデルで約14時間、プレミアムエディションのWWANとWiMAX同時搭載モデルで約12時間、SSD搭載モデルで約15時間になる。

Letsnote S9店頭モデルの概要(その1)
シリーズ名 モデル名 タイプ 従来比較 CPU メモリ HDD OS 実売
S9 CF-S9JYEADR 2スピンドル 新CPU Core i5-520M(2.4GHz) 2048MB(DDR3) 250GB 32ビット版(64ビット版)7 Professional 20万円前後
CF-S9JYEPDR 2スピンドル 新CPU Core i5-520M(2.4GHz) 2048MB(DDR3) 250GB 32ビット版(64ビット版)7 Professional 23万円前後
Letsnote N9店頭モデルの概要(その2)
シリーズ名 モデル名 液晶 解像度 チップセット 光学ドライブ GPU オフィス 重量
S9 CF-N9JYCADR 12.1型 1280×800 Intel QM57 Express DVDスーパーマルチ CPU統合 約1.32キロ
CF-S9JYEPDR 12.1型 1280×800 Intel QM57 Express DVDスーパーマルチ CPU統合 Office Personal with PowerPoint 2007 約1.32キロ

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