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» 2011年04月18日 11時36分 UPDATE

古田雄介のアキバPickUp!:「SSDの主流は120Gバイト前後へ」――リード毎秒500Mバイト超の高速モデルが登場 (1/4)

Windows 7 SP1のDSP版が販売開始となったが、PCパーツショップではそれ以上に毎秒500Mバイトの高速SSDやPCIスロット付きMini-ITXマザーの人気が過熱していた。

[古田雄介(ぜせ)&ITmediaアキバ取材班,ITmedia]

「SSDは60Gバイト前後から120Gバイト前後へ主流が移り変わりそうです」

og_akiba_001.jpg 右がSP1適用のDSP版Windows 7。ディスクのホログラムが省かれている

 先週、Service PacK 1(SP1)適用済みのDSP版Windows 7が各ショップで一斉に発売された。価格は従来通りで、UltimateとProfessional、Home Premiumのそれぞれに64ビットと32ビット版が用意されている。ただし、今回のSP1はこれまでのWindows Updateで公開されてきた修正パッチがメインのため、ユーザーの関心はそれほど高くない様子だ。

 SP1追加ディスクをつけた従来バージョンを1000円安く売るフェイス秋葉原本店は「今までのWindows 7を使っていても、Windows Updateで適用されますからね。まあ、今後緩やかに置き換わるという感じだと思います」と語っていた。

 SP1以上に注目を集めていたのは、新たに登場した高速なSSDだ。OCZの「Vertex 3」シリーズで、240Gバイトと120Gバイトタイプが出回ったが、入荷数が少なかったこともあり、週末を待たずに入手困難となっている。価格は順に5万5000円前後と3万円弱。

 Vertex 3シリーズは従来からあるSATA 3.0タイプのSSDに比べさらに高速で、240Gバイトタイプはリード最大550Mバイト/秒、ライト最大520Mバイト/秒。120Gバイトタイプはリード最大530Mバイト/秒、ライト最大450Mバイト/秒だ。

 単体で毎秒500Mバイトを超える圧倒的なスピードが人気に火をつけた。ドスパラ パーツ館は「価格も目立って高いわけでないですし、とにかく高速なSSDを求める人に支持されています。再入荷は遅くなりそうなので、そうした入手の難しさも集中的な人気に拍車をかけたと思います」と話していた。

 一方で、SATA 2.0で接続するインテル製SSDの低価格シリーズ「320」の発売もスタートし、こちらも順調にヒットしていた。ラインアップは600Gバイトと300Gバイト、160Gバイト、120Gバイト、80Gバイト、40Gバイトの6種類で、リテールボックスと茶箱タイプが出回っている。おおよその価格は大容量モデルから順に、10万円前後、5万円前後、3万円弱、2万円弱、1万5000円前後、8000円前後だ。

 80Gバイト以下の値ごろなラインアップが人気と語るショップは多かったが、徐々に大容量モデルの需要も高まっているらしい。クレバリー1号店は「SSD全体で売れ筋は60Gバイト前後ですが、120Gバイトクラスの売れ行きも高まっているのは事実です。SSDは大容量モデルのほうが高速になる傾向があるので、容量以上のメリットがありますから。120GバイトのSSDを2〜3台使ってRAID 0を構築する人も珍しくありませんね」とコメントする。

og_akiba_002.jpgog_akiba_003.jpgog_akiba_004.jpg OCZ「Vertex 3」シリーズのPOP。金曜日の時点で多くのショップが売り切っていた(写真=左)。インテル「320」シリーズ(写真=中央)。TSUKUMO eX.の320シリーズ価格表(写真=右)

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