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» 2014年01月28日 13時30分 UPDATE

2014年PC春モデル:第2世代は2560×1440液晶に! 14型1.34キロ、最大14時間動作の“極薄プレミアム”Ultrabook──「新しいThinkPad X1 Carbon」

上級志向なユーザー向けのプレミアム極薄モバイル「ThinkPad X1 Carbon」が第2世代に生まれ変わった。薄型軽量デザインの特徴はそのままに、新提案のキーボード「Adaptiveキーボード」を採用。2560×1440解像度の高精細IPS液晶を採用する構成も選択できる。

[ITmedia]

14型Ultrabookで世界最軽量、重量約1.34キロ/厚さ13.6ミリ/ハイパフォーマンスなプレミアムUltrabook

photo 2560×1440解像度の選択肢も設ける14型のプレミアムUltrabook「新しいThinkPad X1 Carbon」

 ThinkPadシリーズの中でも、高いモバイル性能と“クラムシェルノートPC”としての高いパフォーマンスを両立する上級/モバイル志向のビジネスユーザーに向けたレノボ・ジャパンのプレミアムモデル、それが「ThinkPad X1 Carbon」だ。2012年8月に投入した第1世代に続き、シリーズ名称は基本そのままに第2世代へと進化した。同社は「新しいThinkPad X1 Carbon」という名称を用い、第1世代と分けて識別する。

 新しいThinkPad X1 Carbonは、14型Ultrabook(タッチパネル搭載)として世界最薄(2014年1月現在、同社調べ)とする厚さ13.6(最薄部)〜18.16ミリの薄型、さらに14型サイズで最大14時間動作のバッテリーを備えながら重量約1.34キロの薄型軽量ボディを採用する。基本システムは第4世代Coreプロセッサー、64ビット版Windows 8.1 Pro、タッチパネル付き液晶ディスプレイを備えたUltrabook準拠のマシンとして展開。第1世代X1 Carbonと比べ、新キーボード「Adaptiveキーボード」とトラックポイントとクリックパッドの機能を融合した「5ボタンクリックパッド」の採用により、インプット/ポインティングデバイスも大きく刷新した。

 新キーボード「Adaptiveキーボード」は、従来の「6列プレシジションキーボード」から最上段のファンクションキーを省き、それをタッチセンサー化した新たな5列仕様に変更。起動アプリ/ソフトウェアやデスクトップ状態、あるいはディスプレイの開閉角度などに応じ、約40種類もの機能が動的に切り替わる。通常のファンクションキー(F1〜F12など)はもちろん、通常デスクトップではボリューム調整/明るさ調整やタスク切り替え/コピー&ペーストなど、Webブラウザ起動時は戻る/リロードなどが割り当てられたタッチメニューに切り替わる仕組み。これまでのFnキーとの組み合わせに対し,迷わず拡張機能を使用できる工夫で利便性を高めるのが狙いだが、ユーザー側でもある程度の制御・カスタマイズ(例えば、機能は使用せずファンクションキーで固定するなど)も可能だ。

 また、Adaptiveキーボードの採用により主要キーの配列にもいくつか変更カ所がある。大きな部分ではDeleteとBackSpaceキーが左右に並ぶ配列になったこと、従来の右CtrlとPrintScreenキーの位置にHome/Endキーを置く配列となったこと、従来のFnキーがなくなり左Ctrlキーが最左端に移った点などが目立つ。特にコピー&ペーストなどで多用する左Ctrlキーの移設、そして文字列削除で使用するDelete/BackSpaceキーの仕様は、これまでのThinkPadキーボードと少し異なる操作性になると思われる。ただ、2014 International CESで発表された(やや変則配列となった)US配列のキーボードと比べ、日本市場向けの日本語JIS配列仕様はいくらか普通の配列であり、Delete/BackSpaceキーについてはUS配列の左:BackSpace/右:Deleteに対し、日本語JIS配列は左:Delete/右:BackSpaceとなっている。こちらはThinkPadシリーズの開発を担うレノボ・ジャパン大和研究所が日本ユーザーの使い方を考察し、より使用頻度の高いBackSpaceキーを使いやすいよう日本語JIS配列版のみ変更したとのことである。


X1 CarbonのJIS配列キーボードX1 CarbonのUS配列キーボード第1世代X1 CarbonのJIS配列キーボード 左から、新しいThinkPad X1 CarbonのJIS配列キーボード、同US配列キーボード、第1世代X1 CarbonのJIS配列キーボード

 主な仕様は、第4世代のCoreプロセッサー(Core i5からCore i7)をベースに、4G〜8Gバイトのメインメモリ(LPDDR3)、128G〜512GバイトのSSDなど。ディスプレイは14型ワイドで、2560×1440ドット/10点マルチタッチ対応のノングレア仕様を最上位に、ベースモデルでは1600×900ドット/ノングレアの選択肢も用意する。

 インタフェースはUSB 3.0×2(左右1つずつ)、OneLink×1、HDMI出力×1、Mini DisplayPort出力×1、マイク/ヘッドフォン兼用端子、イーサネット拡張コネクタ、セキュリティロックポート。イーサネット拡張コネクタとは、薄型化のため実装が困難な本機において有線LAN使用のニーズの利便性を損ねないよう用意するネイティブな小型有線LAN端子。付属する有線LAN(RJ45端子変換)アダプタを用い、USB変換型アダプタなどに対してパフォーマンスを損ねず一般的な有線LAN接続が行えるようにした。なお、同様の理由でSDメモリーカードなど外部メモリカードスロットは非搭載。代わりにオプションのOneLinkドック対応インタフェース拡張ユニットにてカバーするイメージだ。

 OSは64ビット版Windows 8.1 Pro、あるいは8.1 Proのダウングレード権を行使したWindows 7 Professionalプリインストールの構成も用意する。オフィススイートもMicrosoft Officeの各種エディションをBTOメニューより追加できる。本体サイズは331(幅)×226.8(高さ)×13.6-18.16(厚さ)ミリ、重量は約1.34キロ。バッテリーは8セルのリチウムポリマーバッテリーを内蔵(交換/着脱不可)し、動作時間は1600×900ドットディスプレイ搭載時で最大約14時間、2560×1440ドットディスプレイ搭載時で約8.6時間となる。


photophoto 14型WQHD解像度のディスプレイを備えつつ、薄型軽量ボディとパフォーマンスを両立するプレミアムなビジネスノートPCとしての特徴は継承する

ThinkPadシリーズの概要(その1)
シリーズ名 モデル名 (ファーストセレクトモデル) タイプ 従来比較 CPU メモリ HDD/SSD OS 実売価格
新しいThinkPad X1 Carbon 20A70049JP Ultrabook フルチェンジ Core i7-4600U(2.1GHz / 最大3.3GHz) 8GB (DDR3L) 256GB SSD 64ビット版 Windows 7 Professional (8.1 Proダウングレード権を行使) (後日調査)
20A7004BJP Ultrabook フルチェンジ Core i5-4300U(1.9GHz / 最大2.9GHz) 8GB (DDR3L) 128GB SSD 64ビット版 Windows 7 Professional (8.1 Proダウングレード権を行使) (後日調査)
20A7004AJP Ultrabook フルチェンジ Core i5-4200U(1.6GHz / 最大2.6GHz) 4GB (DDR3L) 128GB SSD 32ビット版 Windows 7 Professional (8.1 Proダウングレード権を行使) 22万3000円前後
ThinkPadシリーズ店の概要(その2)
シリーズ名 モデル名 液晶 解像度 バッテリー動作時間 光学ドライブ/無線LAN GPU TV/オフィス 重量
新しいThinkPad X1 Carbon 20A70049JP 14型ワイド (IPS / タッチパネル) 2560×1440 約8.6時間 ─ / 802.11a/b/g/n CPU統合 (HD 4400) ─ / ─ 約1.34キロ
20A7004BJP 14型ワイド 1600×900 約12.6時間 ─ / 802.11a/b/g/n CPU統合 (HD 4400) ─ / ─ 約1.34キロ
20A7004AJP 14型ワイド 1600×900 約12.6時間 ─ / 802.11a/b/g/n CPU統合 (HD 4400) ─ / ─ 約1.34キロ




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