Apple Watchの「Shazam」で気になる音楽をすぐキャッチ!Apple Watchガールズトーク

» 2015年08月06日 15時55分 公開
[らいらITmedia]

 音楽好きには定番のアプリ「Shazam」。カフェやラジオなどで流れる曲をiPhoneに聞かせると、その曲の情報を表示してiTunesで曲を購入したり、Apple Musicで聴いたりすることができます。

 しかし、いい音楽というのは突然訪れるもので、iPhoneのロックを解除してアプリを探して……と慌てていると、音楽が終わってしまった経験があります。「この曲何?」とSiriにたずねれば一発ですが、外でぼそぼそとiPhoneに話しかけるのはまだちょっと恥ずかしいものです。

iOS 8のSiriはShazamと連係しており、Siriに尋ねることで曲を検索できる。現段階ではApple Watchでこの機能は使えないようだ

 素早く簡単にShazamを立ちあげたい、でもSiriは使いたくない。そんなときはApple Watch版Shazamがいい働きをしてくれます。

BOSEに届け! 私のShazam!(音を聞き取るのはiPhone)

 初めてShazamをダウンロードする場合は、先にiPhone側でアプリを立ち上げ、マイクへのアクセスを許可しておきましょう。

先にApple Watchで起動すると、「マイクロフォンアクセス」という画面が表示されることがあるので要注意。そのときは一度iPhone側のShazamを終了し、アプリを再起動してマイクへのアクセスを許可しよう

 準備ができたら、まずApple WatchでShazamを立ち上げます。次に画面に大きく表示されたShazamのロゴをタッチします。以上です! 超簡単!

使い方はiOS版Shazamと同じ

 音はiPhoneを通して聞き取られ、曲が一致すると、アーティスト名、曲名、アルバムアートワークが表示されます。

Apple Watchを経由しても聞き取り精度は高く、某ファストフード店の有線をほぼ100%正確に聞き取った

 「購入」をタップするとHandoffを使用するよう指示されるので、iPhoneのロック画面左下のShazamアイコンを上にスワイプ。iTunes Storeアプリが起動し、そのままiTunesで曲を購入することもできます。

Handoffとは、アップル製品間でやりかけの作業を別のデバイスに引き継ぐ機能。欲を言えばiTunes Storeでの購入だけでなく、Apple Musicからマイミュージックにそのまま追加できればベスト!

 また、音楽によっては「歌詞」ボタンが現れ、Apple Watch画面上に歌詞が表示されます。曲に合わせて歌詞が太字で表示され、自動的に画面がスクロールしていく様はまさにカラオケ。iPhoneを開かずとも、腕時計を見ながら一緒に歌詞を口ずさむのはなかなか楽しい体験です。

iPhoneでも歌詞は見られるが、家でゴロゴロしながらBGMを流しているときは、Apple Watchを見ながら熱唱できそう

 グランスでは前回Shazamした音楽が確認できるので、あとからiTunes Storeで曲を買うこともできます。Shazamロゴをタップすれば、ここからも聞き取りが可能なのでラクチンですね。

最短2タッチでShazamできる

 このようにApple Watchでのスマートな操作感が気持ちいいShazamですが、ペアリングしたデバイスとの連係がスムーズにいかないと、起動がもたついてしまいます。ロゴをタッチしてから曲を認識するまで3〜10秒以上と、連係状況によって認識時間が大きく変わってしまうのは気になるところです。

アプリの起動に時間がかかるのは、Apple Watchの他アプリでもよくあること。しかしiOS版Shazamは1〜2秒で曲を認識でき、そのスピード感も魅力のひとつなので改善されてほしい!

 またiPhoneのマイクを経由するため、iPhoneをカバンの中に入れたままApple Watchで曲を聞きとるといった使い方ができないのも残念です。

 この秋リリースされるWatchOS 2は、Apple Watch単体で動作するネイティブアプリに対応します。WatchOS 2以降はShazamの読み込み速度アップや、Apple Watchでの聞き取り機能が追加されるかもしれませんね。

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