韓国Samsung Electronicsは8月2日(現地時間)、ニューヨークで開催したイベントで、VR HMD「Gear VR」の新モデルを発表した。同日発表の「Galaxy Note7」もサポートする。
見た目で目立つのは、筐体の色が白からブルーブラックに変わった点だ。これにより、高級感が出ただけでなく、旧モデルで問題になっていた光反射問題を解消した。
性能では、視野角が96度から101度に広がった。どこからでも「Oculus Home」に戻れる「Home」キーが追加された。1つ前のメニューに戻れる「Back」キー、タッチパッドとともに右側に配置されている。
対応するスマートフォンは、Galaxy Note7の他、Galaxy S7/S7 edge、Galaxy Note5、Galaxy S6 edge+/S6/S6 edge。接続部分に同梱されるUSB Type-CあるいはMicro USB用のコネクタをセットしてからスマートフォンを接続するようになっている。
ストラップや顔に当たる部分のクッションも改良されている。重さは単体で312gと、6g軽くなった。
Gear VRは、Samsungが米Facebook傘下のOculusと共同開発したVR HMD。初代は2014年9月に発表された。
Galaxy Note 7同様、日本での販売は未定だ。
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