Professional Mobile
RSS

コラム

eWEEK

DROIDの出足は順調――だが“Google Phone”の足音も (2/2)

前のページへ 1|2       

 VerizonからDROIDが届く前に、わたしはBest Buyで同端末をチェックした(キャリアのショップで順番を待つのは大変だ)。周りを見ると、十代の若者やサッカーママ(訳注:サッカークラブに入った子どもたちをミニバンで送迎するようなアクティブな母親のこと)らしきご婦人方、そしてわたしのようなナレッジワーカーなどさまざまなタイプの人々がDROIDとERISをチェックしていた。

 わたしはこの光景を見て、ルビンスタイン氏の主張は、iPhoneや次々と登場するAndroidデバイスに焦燥感を抱く人から出た敵意に満ちた発言であり、真実ではないと思わずにはいられなかった。企業のリーダーがこういった侮辱的発言でライバルを攻撃するのはよくあることで、Microsoftのスティーブ・バルマーCEOがGoogleを、Oracleのラリー・エリソンCEOがIBMを攻撃するやり方と同じだ。Sun Microsystemsのスコット・マクニーリー元CEOも、IBMとMicrosoftを同じように攻撃した。

 ルビンスタイン氏は、ライバル企業が何をしているのか心配する時間があるのなら、PrePixiの売り上げのことを心配すべきだ。いや、それよりも、ライバルがやっていることをまねるよう部下に命じるべきなのかもしれない。MotorolaとHTCの場合は、この作戦が奏功しているようだ。ルビンスタイン氏は次のようにTimesに語っている。

 最も優れた製品を提供する企業とは、ハードウェア、ソフトウェア、サービスを含めたエクスペリエンス全体を統合する企業であり、あちこちから寄せ集めた技術をつなぎ合わせようとする企業ではない。

 まるでAppleの元幹部のようなせりふだ。おっと、ルビンスタイン氏は実際、Appleの元幹部だったではないか。Motorolaのハードウェア、そしてGoogleのソフトウェアとサービスを組み合わせたデバイスだとDROIDを批判するのも、iPodを世界に普及させた立役者なら当然のことといえるだろう。そこには、デバイスは1社のメーカーだけで作らねばならず、異なるメーカーのパーツの寄せ集めであってはならないというAppleの考え方がうかがえる。

 これはティム・オライリー氏の指摘する“一人勝ち”(One ring to rule them all)につながる考え方だ。

 コンシューマーはデバイスの出どころなど気にしてはいない。きちんと動作しさえすればいいのだ。そしてDROIDはきちんと動作する。

 こういったことに関連して思い浮かぶのが、うわさの「Google Phone」だ。TechCrunchのマイケル・アーリントン氏によると、このうわさは本当であるばかりでなく、2010年にGoogle Phoneが登場する見込みだという。

 この携帯電話の機能設計については交渉も妥協も一切ないだろう――Googleはありとあらゆる部分を指図している。Android OSから逸脱して一部のアプリケーションが使えないといったことはあり得ない。AppleにとってのiPhoneと同様、これは携帯電話とはかくあるべしというGoogleの理想を具現化したものになるだろう。

 それが本当なら、携帯端末に対するルビンスタイン氏の考え方に極めて近いといえるだろう。

 恐らくルビンスタイン氏は、携帯端末の世界がAppleとGoogleによって徐々に支配されつつあるという事実におびえて悪態をついただけなのだろう。

 Appleはこの分野で最も人気の高いスマートフォンを作っている。一方Googleは、モバイル分野のメインストリームに急速に浸透しつつあるソフトウェアとサービスを提供しており、間もなく同社自身のデバイスがこのソフトウェアとサービスをサポートすることになりそうだ。

企業向け情報を集約した「ITmedia エンタープライズ」も併せてチェック

原文へのリンク

前のページへ 1|2       

Editorial items that were originally published in the U.S. Edition of “eWEEK” are the copyrighted property of Ziff Davis Enterprise Inc. Copyright (c) 2011. All Rights Reserved.

Special

FEATURES


ワイヤレスジャパン2012
無線通信に関する最新動向が確認できる展示会「ワイヤレスジャパン2012」が東京ビッグサイトで開催される。端末や基地局、サービスプラットフォームなどのインフラから近距離無線技術、M2M、企業向けソリューション、モバイルクラウド、コンテンツなど幅広い分野をカバーした展示会で、通信の未来が披露される。

3月14日〜16日
Mobile IT Asiaリポート
急激に変化するモバイル市場を支える技術・サービス・コンテンツ・ソリューションを紹介する展示会。モバイルITが築く新しい社会の姿がここに。


仕事に役立つAndroidアプリはここでチェック!「仕事アプリナビ」
日々の仕事をサポートするAndroidアプリをカテゴリー別に紹介するサイト「仕事アプリナビ」がオープン。

Special

スマートフォン

「Android」「Windows Mobile」「iPhone」の
最新記事をピックアップ

news077.jpg 仕事アプリナビ:
通話の終了を“ブルッ”とお知らせ 「通話終了時の振動」
スマホで電話をかけたあと、つい通話終了アイコンを押し忘れることはないだろうか。この押し忘れを防げるアプリを紹介しよう。

契約者数

現在の携帯契約数(4月末)
NTTドコモ 6025万7800
au 3534万9500
ソフトバンク 2922万1700
イー・アクセス 402万0000
(3月末)
携帯累計 1億2884万9000
(イー・アクセス含む)
ウィルコムPHS 459万7800
携帯・PHS累計 1億3344万6800
(イー・アクセス含む)
UQコミュニケーションズ 246万0600

Web閲覧端末数/MNP利用状況

Web閲覧端末数
iモード/spモード 5188万7400
EZweb/ISNET 2869万8500
Yahoo!ケータイ 2240万8700
EMnet 非公開
累計 1億0299万4600
MNP利用状況(差し引き 4月末)
NTTドコモ −10万3700
au 6万4900
ソフトバンクモバイル 3万9900
イー・アクセス −1100(推定)

Pick Up! ホワイトペーパー