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» 2010年11月09日 19時33分 UPDATE

ドコモの純増、“スマートフォン待ち”の影響で半減――2010年10月契約数

冬春モデルの発表を間近に控えた10月は、各キャリアとも純増数が前月から減少。早い時期からスマートフォンの投入を予告していたドコモは、その影響などで純増数が前月比で半減。10カ月連続10万超の純増記録がストップした。

[後藤祥子,ITmedia]
グループ名 2010年10月純増数 累計
NTTドコモ 5万7700
 2in1:−4500
5695万2200
 2in1:41万6100
KDDI 5万8400 3234万9600
ソフトバンクモバイル 32万4200
 DN:−400
2379万8400
 DN:3万5300
イー・モバイル 6万800 280万1600
携帯総計 50万1100 1億1590万1800

 電気通信事業者協会(TCA)は11月8日、2010年10月末の携帯・PHS契約数を発表した。携帯電話とPHSを合わせた合計契約数は、前月比0.4%増の1億1963万7600。夏商戦から冬商戦の谷間の時期にあたることから、契約数に大きな伸びは見られなかったが、各携帯キャリアとも純増ベースで推移した。

 NTTドコモの純増数は5万7700で、9月の10万9400から半減。これまで10カ月連続で純増数が10万を超えていたが、その記録が10月でストップした。契約数が伸び悩んだ理由についてドコモは、早い時期から冬春モデルでスマートフォン7機種を発表すると予告していたことや、10月上旬にSamsung電子のスマートフォン「GALAXY S」「GALAXY Tab」を発表したことによる買い控えが影響したと説明している。

 KDDIも5万8400の純増と、前月の9万1400に比べて伸びが鈍っている。同社も、10月4日におサイフケータイやワンセグを搭載したAndroid端末「IS03」、10月18日にスマートフォン4機種を含む冬春モデル、10月29日にiidaブランドの端末と、新モデルを相次いで発表しており、これが買い控えにつながったとみられる。各社のスマートフォンラッシュによる“様子見”が影響した模様だ。

 一方、iPhone 4が引き続き好調のソフトバンクモバイルだけは、32万4200の純増を記録。前月の33万2600から引き続き30万超の純増を維持した。

※初出時にソフトバンクモバイルの純増数が間違っていました。お詫びして訂正します。(11/09 21:35)

 イー・モバイルは、前月なみの6万800の純増。同社は11月中旬から下り最大42Mbps、上り最大5.8Mbpsの高速データ通信サービス「EMOBILE G4」を開始する予定としており、契約数の伸びに期待がかかる。

Photo 純増数の推移
Photo 純増シェアの推移
MNP利用状況 差し引き
NTTドコモ −5万2500
KDDI −3万4800
ソフトバンクモバイル 8万8000
イー・モバイル −900

 番号ポータビリティ(MNP)の利用状況は、9月とほぼ変わらないペースで推移し、ソフトバンクモバイルのみが転入超過となった。これは他キャリアからiPhone 4に乗り換える際にMNPを利用するケースが多いためで、各社がスマートフォンのラインアップを強化した秋冬以降は、状況が変わってくる可能性もある。

Photo MNP利用状況の推移

ウィルコムは4万の純減、UQは3万5000超の純増

 ウィルコムは10月も4万1900の純減となり、累計契約数は373万5800。WILLCOM CORE 3Gも2100の純増にとどまるなど、苦戦が続いている。

 UQコミュニケーションズが提供するUQ WiMAXサービスの契約数は3万6200の純増で、累計契約数が37万3300となった。

ウィルコム 2010年10月純増 累計
PHS −4万1900 373万5800
WILLCOM CORE 3G 2100 12万5000
−3万9800 386万0800

UQコミュニケーションズ 2010年10月純増 累計
UQ WiMAX 3万6200 37万3300

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