“食事画像の写メ”でカロリー自動算出も――NTTComらが健康サービスの実証実験

» 2010年11月24日 17時31分 公開
[ITmedia]

 NTTコミュニケーションズとNTTレゾナント、foo.logは、「健康増進アシストサービス(仮称)」を開発し、2011年1月をめどに共同実証実験を開始することを明らかにした。

 同サービスは、摂取カロリー量や運動量といった複合的な情報をクラウド上に記録するというもの。具体的には、携帯電話で撮影した食事の画像を送信することで、食事画像解析システムによるカロリー算出や類似メニューの表示を自動で行い、主食/副菜/主菜/牛乳・乳製品/果物の区分や量を自動推定し、記録する。また、位置情報や加速度情報をもとに、ウォーキングなどによるカロリー消費量についても自動で算出し、記録する。

 記録された情報からおすすめレシピやエクササイズを提案するほか、目的に応じたエクササイズやレシピなどの動画・画像コンテンツの提供を行う。また、ユーザーのモチベーション維持と向上を図るため、ライバル比較やビフォー/アフター機能、ソーシャル機能、個人に適したメッセージなどの昨日も盛り込んだ。

 2011年1月上旬の開始を予定している実証実験では、スマートフォン向け無償アプリケーションを提供し、ユーザーの利用状況やアンケート調査などで機能の改善・追加の検討や課題の抽出などを行う。なお、実験モニター募集の詳細は今後発表される。

 今後は、実証実験の検証結果をもとにサービス内容などの最適化を図り、来年度以降の商用化を目指すとしている。

Photo 健康増進アシストサービス(仮称)サービスイメージ
Photo 食事画像解析イメージ

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