スマホから日報送信、スケジュール管理も――ピー・アールの業務支援システム

» 2011年08月30日 18時45分 公開
[エースラッシュ,ITmedia]

 ピー・アールは、建設業向けのリアルタイム工数管理システム「匠マネージャー」と、介護業務支援システム「ヘルパーマネージャー」を発売した。いずれも初期費用が10万円で、月額費用は1万円。携帯電話に加え、iOS端末やAndroid端末でも利用できる。

Photo 「匠マネージャー」のトップ画面

 匠マネージャーは、建設業者が建築現場に派遣したスタッフ/関連業者の予定や工数をリアルタイムに把握できる工数管理システム。現場スタッフがスマートフォンや携帯電話から作業日報を入力すると、データがサーバに送られ、作業実績工数が現場・作業班・作業員別などで自動集計される。管理者はインターネット経由でリアルタイムに作業日報の照会や管理を行える。

Photo 「匠マネージャー」のサービスイメージ図
Photo 「匠マネージャー」の活用例

 また、メール一括配信やWeb連絡板では「全作業員/現場別/作業班別」に通達が行えるほか、作業員の閲覧確認も可能となっている。登録した現場や任意の住所をGoogleMap上に表示できるのも特徴の1つだ。なお、東日本大震災に伴う復興作業を行っている企業に対しては、同製品を無料で提供する。

Photo 「ヘルパーマネージャー」のスケジュール管理画面

 介護業務支援システムのヘルパーマネージャーは、匠マネージャーと同じシステムをベースに開発された製品。ヘルパーがスマートフォンや携帯電話から日々の実績を入力すると、サーバに実績が反映される。前月分の予定の読み込みや、日付/曜日を指定したサービス予定日の一括入力に対応。ヘルパーへのメール通知機能は、利用者宅の訪問1時間前に自動で送信され、連絡の行き違いなどのミスを防げるという。

Photo 「ヘルパーマネージャー」の活用例

 そのほか、家族とのコミュニケーション用にWeb連絡帳を装備。連絡帳を通じて、携帯電話/スマートフォンからアップロードした利用者の写真や連絡事項を家族に見てもらったり、家族からのコメントを閲覧したりといったコミュニケーションが図れる。

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