ドコモの「ARコンシェルジュ」にTISのスマホ向けサービス「SkyWare」採用

» 2011年09月30日 23時07分 公開
[ITmedia]

 TISは9月30日、ドコモのAndroid向けアプリ「東北六大祭アプリ」に、スマートフォンのGPSとAR機能を活用してコンテンツを配信する情報配信プラットフォーム「SkyWare」が採用されたことを発表した。

 東北六大祭アプリは、ドコモが東北復興支援の一環として7月15日から8月31日までの期間限定で提供したもの。東北地方の祭情報やご当地グルメ情報などを掲載し、無料で配信した。企画全体のコーディネートをドコモの法人事業部が手がけ、コンテンツ企画と制作は電通イーマーケティングワンが担当。TISはSkyWareを核としたアプリ開発を担当した。

 SkyWareは、東北六大祭アプリの機能の1つ「ARコンシェルジュ」に採用された。祭の会場周辺でスマートフォンをかざすと、画面上に店舗などの位置がポップアップで表示され、ポップアップをタップすると詳細情報が見られる機能を実現した。また、祭りの見どころ情報やご当地グルメ情報、東北地方への応援メッセージを投稿できる、同アプリの「WORD MESSENGER」機能はTISがSkyWareをカスタマイズし、専用アプリとして提供した。

 TISはSkyWareを、観光情報を提供する「街歩き観光ナビゲーションサービス on SkyWare」として、自治体や旅行会社などに向けて展開している。今後は個別カスタマイズに対応するほか、設備保守業務や運送業務などへの展開も予定している。

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