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» 2012年08月07日 17時21分 UPDATE

純増はソフトバンク、MNPはauが1位 ドコモのXiが月間101万契約を記録――2012年7月契約数

電気通信事業者協会(TCA)は、2012年7月度の携帯電話・PHS、BWA各社の契約者数を発表した。純増数トップは7カ月連続でソフトバンク、MNPは10カ月連続でKDDI(au)がトップだった。またドコモのXiは単体で月間101万契約を記録している。

[平賀洋一,ITmedia]
グループ名 2012年7月純増数 累計
NTTドコモ 15万1100 6054万6800
KDDI 4万8500 3572万3600
ソフトバンクモバイル 22万1700 2992万3900
イー・アクセス 非公開 非公開
携帯総計 42万1400 1億2619万4300

 電気通信事業者協会(TCA)は8月7日、7月末時点での携帯電話・PHS契約数を発表した。NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクモバイルの3社を合計した累計契約数は1億2619万4300件で、6月末時点の契約者数から42万1400件増加した。PHSの累計契約数は473万4100件で、携帯電話3社とPHSの合計契約数は1億3092万8400件となった。なおイー・アクセスは2011年12月分からTCAへの契約者数提供を取りやめている。

 携帯電話の純増第1位は、7カ月連続でソフトバンクモバイルだった。7月度の純増数は22万1700件で、13カ月連続で20万件以上の純増を獲得している。2位は15万1100契約を獲得したドコモ。ドコモは2011年12月に純増トップを記録して以降、2012年に入ってから6カ月連続で3位だったが、今回は2011年9月以来の純増2位に着けている。KDDIは4万8500件で3位という結果だった。

 ソフトバンクモバイルは依然としてiPhone/iPadの好調が続いているほか、7月にはAQUOS PHONE Xx 106SHやARROWS A 101FなどのAndroidのハイスペックスマートフォンも発売され、純増数に貢献している。またドコモは夏モデルのラインアップが店頭にそろいつつあるほか、さらに家族セット割りやXiスマホ割、プラスXi割などの販売施策が功を奏したようだ。Xi単独での純増数は101万件以上で、夏モデルの投入にあわせてXiの勢いが増している。と同時に、FOMA契約が88万件以上の純減になっているほか、iモードとSPモードの合計値が3万件以上の純減になるなど、スマートフォンへの移行も順調に進んでいるようだ。

 KDDIは、7月22日に旧800MHz帯を使うcdmaOneおよびCDMA 1X、CDMA 1X WINのau ICカード非対応機種のサービスを終了させたため、合計で約10万件の解約が発生。7月度の純増数にその影響が出ている。

Photo 純増数の推移。イー・アクセスは2012年12月分から情報の提供を取りやめている

Photo 純増シェアの推移。2012年12月分以降は、イー・アクセスを除く3社のみのシェア

MNP利用状況 差し引き
NTTドコモ −5万6700
KDDI 3万5400
ソフトバンクモバイル 2万2600
イー・モバイル −1300(推定)

 番号ポータビリティ(MNP)の利用実績は、KDDIが3万5400件の転入超過で10カ月連続の首位。ソフトバンクが2万2600件の転入超過でそれに続き、ドコモは5万6700件の転出超過だった。ドコモの転出数からKDDIとソフトバンクへのMNP転入数を差し引くと1300件の余りがでるため、イー・アクセスから1300件の転出があったと予想される。なおイー・アクセスはMNPの利用数も公表していないためあくまで推定値だ。

 純増数はソフトバンク、MNPはKDDIという構図に変化はない。ただし、ドコモのMNP転出数が春商戦からかなり減少しており、ピーク時と比べるとその差はかなり小さくなってきた。またKDDIは結果として、純増数の7割以上をMNPの転入が支える形となった。

Photo MNP利用状況の推移。イー・アクセスは、MNPの実績についても非公開

2012年7月純増 累計
・システム別
NTTドコモ(LTE) 101万7900 433万4500
NTTドコモ(W-CDMA) −86万6800 5621万2300
au(CDMA2000 1x) 7万2700 3572万3600
au(cdmaOne) −2万4200 0
ソフトバンクモバイル(W-CDMA) 22万1700 2992万3900
イー・モバイル(W-CDMA) 非公開 非公開
合計 42万1400 1億2619万4300
・プリペイド契約
NTTドコモ −4万8600 13万3600
au −4700 22万1200
ソフトバンクモバイル −3400 85万1200
イー・モバイル 非公開 非公開
合計 −5万6700 120万6000
・通信モジュール
NTTドコモ 8万2600 253万9900
KDDI(auモジュール系サービス用回線数) −2万5500 209万5600
ソフトバンクモバイル 4万400 219万7600
合計 9万7500 683万3100
・IP接続サービス
iモード/spモード(NTTドコモ) −3万1400 5177万3900
EZweb/IS NET(au) 1万5700 2886万8300
Yahoo!ケータイなど(ソフトバンクモバイル) 16万2000 2296万900
EMnet(イー・アクセス) 非公開 非公開
合計 14万6200 1億360万3100

UQは月間30万件の大幅純増

 ウィルコムの月間純増数は5万9800件で、内訳はPHSが3万7800件、3Gが2万1900件だった。同社はPHSと3Gに対応した京セラ製のAndroidスマートフォンDIGNO DUAL WX04Kや、PHSの音声端末に3Gのモバイルルーター機能を一体化させたPORTUS WX02S、そしてPHSとAndroidスマートフォン/タブレットのセット商品を増やすなど、PHSだけでなく3G回線の増加も図っている。

 WiMAXサービスを提供するUQコミュニケーションズは、月間純増数が30万2200件で、開業以来最高の契約数を獲得。既報の通り、7月14日に300万契約を突破している。7月度の累計契約者数は320万8200件だった。AXGP(SoftBank 4G)を提供するWireless City Planningの7月実績は、純増が約5万8600件で累計契約数は19万800件。次月には、20万契約を突破する見込みだ。

ウィルコム 2012年7月純増 累計
PHS 3万7800 473万4100
WILLCOM CORE 3G 2万1900 18万8400
5万9800 492万2600

UQコミュニケーションズ 2012年7月純増 累計
UQ WiMAX 30万2200 320万8200

Wireless City Planning 2012年6月純増 累計
AXGP 5万8600件 19万800件

※発表値は端数を四捨五入しているため、項目別の数値を合算しても一致しないことがあります

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