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» 2011年11月11日 20時29分 公開

対象は中小企業――Google「みんビズ」セミナーに行ってみたWebサイト制作を簡単に

GoogleとKDDIが提供している「みんなのビジネスオンライン」(みんビズ)が順調にユーザー数を増やしている。中小企業向けのみんビズセミナーに行ってみた。

[鷹木創,Business Media 誠]
みんなのビジネスオンライン

 GoogleとKDDIが提供している「みんなのビジネスオンライン」(みんビズ)が順調にユーザー数を増やしている。9月にオープンしたみんビズだが、2週間で6000社までにユーザーが増えたという。

 みんビズ拡大の背景は、Googleらしからぬ手厚いサポートだ。Googleと聞くとWeb検索システムやオンライン地図サービス、最近ではAndroid OSといった先進的な技術力を売りにした企業をイメージする人も多いだろう。当初Googleの検索は、WebページにGoogleのロゴと検索キーワードを入力するフォームしかなかった。シンプルで入力しやすい半面、検索自体を知らない人にとっては何のサービスだか分かりづらかったのも事実である。

 一方、中小企業を対象にしたみんビズでは、全国の商工会議所でセミナーを開催したり、電話サポートなどでWebサイト開設に苦労する中小企業の担当者を手とり足とり支援していたりする。筆者もこのセミナーに行ってきた。

自分のビジネスを一番知っているのは自分

ITコーディネータの野中氏

 みんビズのセミナーに登壇したITコーディネータの野中栄一氏(NARTS代表)はこう話す。「ITというとコストカットや業務の効率化と考えがちだが、販路の開拓や顧客とのコミュニケーションなど攻めの経営にも使える。企業に必要なものはヒト、モノ、カネと言われるが、情報技術も前向きにとらえて取り組んだほうがいい」

 簡単に取り組めて、すぐに効果が出るのが企業のWebサイト。すでに大企業ではWebサイトを持っていることは当たり前だが、全国に400万社以上と言われる中小企業の7割以上は自社サイトを持っていない。まずはここから取り組んだらいかが、というのが野中氏のアドバイスだ。

 とはいえ、Webサイトをゼロから作るには、コストやスキル、時間が必要。特に中小企業はWeb技術に精通した人材が少ないので、なかなか大変だ。知識がないので、Webサイト制作会社にページ制作を依頼するとしても、業者任せになりかねない。「業者に丸投げは間違い。経営者が自分たちのやっているビジネスを熱く伝えることが大事」。本当に強調したいところをちゃんと伝えておかないと、業者が勘違いしてイメージとは違う仕上がりになってしまうこともあるという。もちろん自分のビジネスを一番知っているのは自分だから、できれば自分自身でWebページを作れればいいが……。

 初心者でもWebページを作れる――という意味では、みんビズは中小企業がWebサイトを作る上での有力な選択肢の1つだ。「Webサイトを作れば、今までリーチできなかった新しい顧客や取引先とのつながりができる。インターネットで公開すると、いきなり全国が商圏になる」


 セミナー終了後にはみんビズの体験会も行われ、参加者らは「思ったより簡単にできた。これならWebサイトを作れそう」「副業のWebサイトを作ろうと思っていた。片手間でも簡単に作れてよかった」などと感想を述べていた。

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