一方で、「ABEMAプレミアム」「DAZN」「dTV」の3サービスは、再生数上位の動画は全て3分以上の長い動画だった。「ABEMAプレミアム」はシリーズの1話目を丸々公開した動画、「dTV」はシリーズ内エピソード全ての動画、「DAZN」は試合の得点シーンなどのハイライトを編集した動画が上位に上がった。これらはコンテンツの中身を知ってもらう長尺・コンテンツ体験型の訴求としてYouTubeを活用していることが分かった。
コロナ禍による外出自粛で、定額制動画配信サービスは大きな伸びを見せた。インプレス総合研究所(東京都千代田区)の調査によると、21年の有料動画配信サービスの利用率は25.6%で、2年連続で4ポイント以上増加したという。新しい生活様式が提唱される中、動画配信サービス市場の今後の動向に注目が集まる。
今回の調査は、日本在住の15〜69歳の男女を対象に、インターネット上で実施した。調査実施日は7月末、有効回答数は1万人弱。
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