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料金、楽曲数、独自機能も丸わかり! 音楽配信サービス7社徹底比較 音楽7社横並び(4/5 ページ)

» 2015年08月05日 18時00分 公開
[今西絢美ITmedia]

BGM感覚で使える「dヒッツ powered by レコチョク」

 NTTドコモが提供する「dヒッツ powered by レコチョク」は、300万会員を突破するラジオ型の定額制音楽配信サービスだ。月額540円でドコモ以外のユーザーも利用でき、1000以上のプログラムが用意されている。チャンネル単位での再生のみ対応し、個別に曲を選んで再生することはできないが、曲数の制限なく曲送りはできる。

photophoto J-POPのアーティストが充実している(左)。ユーザーの年代に合わせたプレイリストを聴くのが楽しい(右)

 お気に入りの楽曲は毎月10曲まで「myヒッツ」に登録でき、年間で最大120曲まで登録可能。ラジオ型でありながら、好きな楽曲を保存できるのはうれしい。ただし、再生にはインターネット環境が必要になる。

photo myヒッツに登録できる曲数は毎月10曲ずつ増えていく

 Facebookと連携でき、投稿した楽曲を友だちがニュースフィード上で視聴できる。とはいえ、ほかのSNSでのシェアはできず、プレイリストを共有し合えるオンデマンド型のサービスとはやや異なる。

 毎週新曲が多数登場し、発売とほぼ同じタイミングで聴けるようになるのが強みだ。特定の楽曲を聴くというより、作業をしながらBGM代わりに音楽を聴くことが多い人にはちょうどいい。

「うたパス」はとにかくシンプルなラジオ型

 KDDIの提供する「うたパス」は、月額324円のラジオ型定額制音楽配信サービス。1日あたり10円というリーズナブルな価格が特徴だ。auユーザー以外でも使える。

photophoto アーティスト名もしくはチャンネル名のキーワードで検索が可能(左)。スリープタイマーもあるので、睡眠前の視聴も安心だ(右)

 J-POPや洋楽の最新曲をまとめて聴いたり、好きなアーティストのチャンネルを楽しんだりできる。歌詞表示機能があるので、カラオケ感覚でも使える。

photo 曲のタイミングに合わせて歌詞がスクロールする

 ラジオ型なので楽曲単位での再生には対応しておらず、1日に早送りできる曲数は10曲まで。あくまでも流しっぱなしで楽しむことを前提とするなら、価格面では魅力的に映るだろう。

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