W21SA、早々とランクイン 〜V602SHは「金メダル」獲得携帯販売ランキング(8月9日〜8月15日)

» 2004年08月20日 22時27分 公開
[杉浦正武,ITmedia]

 今週の注目は、「WIN+BREW端末」の中でも特に機能が豊富な「W21SA」。12日に北海道、九州、関西、北陸で発売されており、各地域で順次リリースされている。関東では20日からの販売で、この分は集計されていないが、どこまで結果を残せるか。

NTTドコモ au ツーカー ボーダフォン
1N505iSA5503SATT32V602SH
2P900iA1402STT31V601SH
3P505iSW21STK40V601N
4N900iA5405SATK40(*)V301SH
5SH505iSW21HTS41V402SH
6N900iSA5406CATK41V601T
7F672iA5506TTK22V401T
8SH900iW21SATK31V401SH
9N506iW21KTT41(*)V302T
10P252iSA5403CATS31V401D
(*)表記は「プリケーセット」対応端末

この記事では、マーケティング会社GfK Japan調べによる全国3500店舗の量販店(家電量販店、カメラ販売店、PC専門店)のPOSデータを集計し、モデル別のランキングで紹介しています

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 ドコモは、上位陣に変化なし。先週「P」端末2機種がジワリと「N505iS」に圧力をかけたものの(8月13日の記事参照)、いずれもあと一歩、順位を上げることができないでいる。

 そのほかでは、ドキュメントビューワ搭載の「SH900i」(右写真)が2つランクを上げ、“らくらくホン”こと「F672i」も1つランクを上げた。逆に、「ぷるぷる杏仁」などのユニークなネーミングで知られる「P252iS」は3つ、ランクを落としている。

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 auでは、注目のW21SA(左写真)が早くもランクイン。なかなかパンチのある登場だ。関東での成績が加算されておらず、ボディカラーも「ホワイトのみ」というハンデもなんのその、あっさりと初登場8位につけてみせた。

 「W21K」も先週、短期間の販売成績で17位につけていたが、今週になってトップ10入り。初登場で3位に割って入った「W21S」ほどの派手さはないが、新機種としてはまずまずの出足だ。

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 ツーカーは、目立った変化なし。トップ10内で細かく順位が入れ替わっているが、全体の顔ぶれは、実は先週と全く変わっていない。

 ややトピックなのは、プリケーセット対応の「TK40」(右写真)が7位から4位にランクを上げたことだろうか。TK40は、折りたたみでありながら84グラムの軽量を実現した端末。21ミリと薄く、胸ポケットに違和感なく収まるという。

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 ボーダフォンのランキングに、異変があった。ここ2カ月ほど連続してトップを堅持していた「V601SH」が、首位から陥落した。かわってトップに立ったのは、同じSH端末の「V602SH」(左写真)。光学ズーム付き202万画素カメラを搭載した、ハイエンド端末だ。

 ほかは、特に大きな変化なし。少し珍しいところでは「V401D」が12位からランクアップして10位に入った程度だ。

 各キャリアの新機種発売ラッシュも、一段落。ドコモのおサイフケータイ4機種、ボーダフォンの夏モデル、auの「WIN+BREW」3機種ともに出揃った。来週以降は、これらの端末がどれだけランキングに定着するかに注目したい。

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