今週の注目は、「WIN+BREW端末」の中でも特に機能が豊富な「W21SA」。12日に北海道、九州、関西、北陸で発売されており、各地域で順次リリースされている。関東では20日からの販売で、この分は集計されていないが、どこまで結果を残せるか。
NTTドコモ | au | ツーカー | ボーダフォン | ||||||||||||
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1 | → | N505iS | → | A5503SA | → | TT32 | ↑ | V602SH | |||||||
2 | → | P900i | → | A1402S | → | TT31 | ↓ | V601SH | |||||||
3 | → | P505iS | → | W21S | ↑ | TK40 | → | V601N | |||||||
4 | → | N900i | → | A5405SA | ↑ | TK40(*) | ↑ | V301SH | |||||||
5 | → | SH505iS | → | W21H | ↓ | TS41 | ↓ | V402SH | |||||||
6 | → | N900iS | → | A5406CA | ↓ | TK41 | → | V601T | |||||||
7 | ↑ | F672i | → | A5506T | ↑ | TK22 | → | V401T | |||||||
8 | ↑ | SH900i | W21SA | ↓ | TK31 | → | V401SH | ||||||||
9 | → | N506i | ↑ | W21K | → | TT41(*) | ↑ | V302T | |||||||
10 | ↓ | P252iS | ↓ | A5403CA | → | TS31 | ↑ | V401D | |||||||
(*)表記は「プリケーセット」対応端末 |
この記事では、マーケティング会社GfK Japan調べによる全国3500店舗の量販店(家電量販店、カメラ販売店、PC専門店)のPOSデータを集計し、モデル別のランキングで紹介しています
ドコモは、上位陣に変化なし。先週「P」端末2機種がジワリと「N505iS」に圧力をかけたものの(8月13日の記事参照)、いずれもあと一歩、順位を上げることができないでいる。
そのほかでは、ドキュメントビューワ搭載の「SH900i」(右写真)が2つランクを上げ、“らくらくホン”こと「F672i」も1つランクを上げた。逆に、「ぷるぷる杏仁」などのユニークなネーミングで知られる「P252iS」は3つ、ランクを落としている。
auでは、注目のW21SA(左写真)が早くもランクイン。なかなかパンチのある登場だ。関東での成績が加算されておらず、ボディカラーも「ホワイトのみ」というハンデもなんのその、あっさりと初登場8位につけてみせた。
「W21K」も先週、短期間の販売成績で17位につけていたが、今週になってトップ10入り。初登場で3位に割って入った「W21S」ほどの派手さはないが、新機種としてはまずまずの出足だ。
ツーカーは、目立った変化なし。トップ10内で細かく順位が入れ替わっているが、全体の顔ぶれは、実は先週と全く変わっていない。
ややトピックなのは、プリケーセット対応の「TK40」(右写真)が7位から4位にランクを上げたことだろうか。TK40は、折りたたみでありながら84グラムの軽量を実現した端末。21ミリと薄く、胸ポケットに違和感なく収まるという。
ボーダフォンのランキングに、異変があった。ここ2カ月ほど連続してトップを堅持していた「V601SH」が、首位から陥落した。かわってトップに立ったのは、同じSH端末の「V602SH」(左写真)。光学ズーム付き202万画素カメラを搭載した、ハイエンド端末だ。
ほかは、特に大きな変化なし。少し珍しいところでは「V401D」が12位からランクアップして10位に入った程度だ。
各キャリアの新機種発売ラッシュも、一段落。ドコモのおサイフケータイ4機種、ボーダフォンの夏モデル、auの「WIN+BREW」3機種ともに出揃った。来週以降は、これらの端末がどれだけランキングに定着するかに注目したい。
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