携帯電話の冬商戦向け端末リリースは、暮れが押し迫った今週もまだ終わらない。
12月18日にはauのカシオ計算機製端末「W21CA」が登場。ワイド液晶にフルブラウザを搭載したとあって(12月21日の記事参照)、予約が殺到。販売ランキングでもいきなり2位につける好スタートを切った(12月24日の記事参照)。auの冬モデルは、これで出揃ったことになる(10月13日の記事参照)。
ドコモはクリスマスイブに「F901iC」(12月20日の記事参照)、クリスマスに「N900iG」を発売(12月16日の記事参照)。発表済みで未発売の端末は、「D901i」(11月17日の記事参照)「N901iC」(11月17日の記事参照)「P901i」(11月17日の記事参照)「Lechiffon」(10月4日の記事参照)の4モデルだ。
ボーダフォンは新3G端末7モデルのうち、海外製の4モデルが店頭に並んでいる。国産の「902SH」(9月22日の記事参照)「802SH」(9月22日の記事参照)「802N」(9月22日の記事参照)が、いつ登場するかが注目だ。ちなみに902SHは最近、都内で駅張り広告を目にする機会が増えた。
韓国など海外の通信キャリアが導入して人気を博しているのが、呼び出し音を音楽やボイスにするサービス。電話がかかってきたとき、自分が出るまでの呼び出し音を好きな音や声に変えられるものだ。
ドコモはこのサービスを「メロディコール」という名称で2003年9月に開始(8月22日の記事参照)。12月17日にはサービス契約者が200万を突破した。2005年2月1日からは、最大15秒だった曲の長さを45秒に拡張し、au端末から電話をかけたユーザーにも音楽を聞かせられるようになる12月20日の記事参照。
KDDIも、2005年2月1日から同様のサービスを「EZ待ちうた」として提供(12月20日の記事参照)。サービス当初は1000曲を提供、今年度末までに5000曲を揃える予定だ。
ボーダフォンは12月20日、六本木交差点に都内で4店舗目となる直営ボーダフォンショップをオープンした。ユーザーとのコミュニケーションを重視、提案型のセールスをするために、端末の保管や事務を行うスペースを極力減らしたという(12月20日の記事参照)。
KDDIはWIN向けに新しい料金プラン「プランLL」を追加。「プランL」よりも、さらに無料通話分が多く、通話料の安いプランとなっている。2005年2月1日から開始予定(12月21日の記事参照)。
ドコモは12月28日に、東京メトロ165駅を無線LANサービス「Mzone」のサービスエリアに加える(12月24日の記事参照)。
DDIポケットは、2005年2月2日の社名変更に合わせて新サービスを提供すると発表(12月21日の記事参照)。AirH"の体感速度を向上させる「メガプラス」サービスを開始する。また2月中にも32Kbps×8チャンネルを束ねた256Kbpsサービスを開始、対応端末の「エアエッジ プロ」をリリースする。
25日に海外でもiモードを使える「N900iG」が店頭に並ぶ。年末年始の海外旅行シーズン直前に販売され、売れ行きに注目が集まる。
2004年最後の週となる来週、ITmedia Mobileでは2004年の総括記事をお届けする予定だ。
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