順位 | 端末名 | 概要 |
---|---|---|
1位 | W41CA | 2.6インチ液晶+回転2軸ヒンジ構造、FeliCa、赤外線通信機能、FMラジオ |
2位 | 910SH | VGA液晶、光学3倍ズーム&AF付き500万画素カメラ、PCサイトブラウザ、ドキュメントビューワ |
3位 | W-ZERO3[es] | WindowsMobile5.0、2.8インチVGA液晶、スライドフルキーボード、USBホスト機能 |
この1年のケータイを個人的に振り返るなら、キーワードは3つある。「モバイルSuica」「モバイルmixi」「ペンギン」だ。これでいいのかなと思うところはあるが、正直なところそうなのだから仕方がない。そんなわけで、一番愛用している薄くてキーも押しやすくてペンギン入りの「W41CA」を第1位に選ぶ。
しばらく前はモバイルSuicaではなくビュー・スイカカードを使っていた。カードはいつもサイフに入れているので、改札を通るたびにサイフを出してかざす……だけど、サイフを公衆の面前で出すのは楽しいものではない。
そこでおサイフケータイだ。ケータイはいつも取り出しやすい位置に身につけているため、出し入れも即座に行える。特に助かるのがチャージで、おサイフケータイなら電車の中でそそくさと操作すれば、チャージが完了する。もはや“これなしでは”という感じだ。
ケータイのカメラで写真を撮り、mixiの日記がその場で書けるモバイルmixiもよく使った。VGA画像まで送れるものの、ファイルサイズとの兼ね合いを考えると、QVGAくらいがほどよい。QVGAならどの端末でも同じでは? と思うかもしれないが、意外とカメラの実力が出てしまう。画像サイズは小さくても色はきれいな端末があれば、ホワイトバランスがしっかりと合う端末もある。例え暗いところでも写る端末は写るのだ。
画面デザインのモチーフになっているペンギンもいい(11月30日の記事参照)。ペンギンが好きなわけじゃなくて、そのデザインがいいのである。動きのバリエーションも豊富で、これまではケータイを買い換えるたびに、メニューや壁紙をカスタマイズして使っていたが、W41CAは初めてデフォルトのまま楽しんだ。
これ以来、新端末を見ると画面デザインに注意するようになった。どこの製品もほどよくデザインされたアニメーションで楽しませてくれるが、やはりW41CAのペンギンが一番だと思う。メール送信時のアニメーションは、どのバリエーションも楽しいものばかり。妻は、わたしが買ったW41CAのペンギンをやけに気に入って、同じ機種の色違いを買ったほどだ。
このような理由からW41CAを愛用している。W41CAより画質がいいカメラはあるものの、オートでサクッと撮った時の安定感はなかなかよく、240×400の縦長写真も楽しい。回転2軸スタイルはもう流行らないと思うが、秋冬モデルの「W43CA」はダイヤルキーが好きではない。キーの間隔が開いてて、わたしには押しづらかったからだ。
第2位には「910SH」を選ぶ。光学3倍ズームの500万画素を誇るデジカメケータイだ。5Mモードで使うと保存にかなり時間がかかるため、使うとしたらHDモードか2Mモード、VGAモードがいいだろう。
VGAモードで撮ってもきれいなので、無理に5Mモードで撮ることはない。液晶もきれいで、ワイド側は広角。ここまでやられたらもう何も言えない(12月5日の記事参照)。
第3位は該当なし……と言いたいところだが、強いていえば「W-ZERO3[es]」になる。Windows Mobileが使いにくい、スリープからの復帰が遅いなどの文句はたくさんあるものの、ベタベタのPDAスタイルにしなかったところがいい。
持ち歩きやすく、気軽に縦で使いたい時と、スライドさせて使いたい時の使い分けもできる。毎日というわけではないが、必要に応じてWebブラウザをメインに使っている。
2006年は各社とも音楽に力をいれていたが、そちらにはいっさい惹かれなかった。iPod nanoを別途持ち歩いたほうが快適だからだ。ワンセグには心惹かれたものの、考えてみれば、テレビ自体をそもそも見ない。
2007年もいくつかの端末を買うと思うが、さて買い換えたくなるような端末が出るか。個人的にはGPS機能をもっと発展させてほしい。常時位置情報を記録しておいて、microSDカードに吐き出してPC上でGoogle Earthに軌跡を貼り付けられる機能とか、そんな遊びをしてみたい。
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