携帯冬商戦は、古い「0円」端末で戦うのか──各社異なる「新販売方式」の戦略携帯販売ランキング(11月19日〜11月25日)(2/2 ページ)

» 2007年11月30日 21時54分 公開
[岩城俊介,ITmedia]
前のページへ 1|2       

新機種の出遅れが少し気になるau、12月発売の新機種で盛り返すか

Photo W53T

 11月12日から2007年秋冬モデルを発売し、新販売制度「au買い方セレクト」も開始したauだが、販売ランキングはどうも盛り上がりに欠けている。

 今回の首位は、前回、18回連続で首位だった「W52SH」を抜き、初めて王座に就いた“ウェッジシェイプデザイン”ワンセグ「W53T」が連続で獲得した。

 続いて2位はカシオ計算機製の“デジカメケータイ”「EXILIMケータイ W53CA」、3位はシャープ製の“スリムワンセグ”「W52SH」、4位は三洋電機製の“ソリッドデザインワンセグ”「W52SA」、5位は京セラ製の“簡単ケータイ”「A5528K」がランクイン。1位から5位の顔ぶれと順位は前回と同じで、条件次第で“0円/1円”で販売する旧機種の2007年夏モデルが占めている。

 もちろんauの2007年秋冬モデルは11月25日までに、「簡単ケータイ A1407PT」と「A5529T」の1X端末と、京セラ製のスリムワンセグ「W53K」の計3機種が登場したのみ。注目度が高い「INFOBAR 2」(12月1日発売)やWoooブランドを冠したスリムワンセグ「Woooケータイ W53H」(11月29日から順次発売)、そして新プラットフォーム“KCP+”を採用するハイエンド端末(東芝製の「W56T」、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製の「W54S」、三洋電機製の「W54SA」)などの主力機種がまだこの後に控えているので、この段階で全体的に「盛り上がりに欠ける」と判断を下すのはまだ時期尚早ではある。

 しかし、先手を打って新機種を発表したわりには登場がかなり先になる機種もあるようで、機種数そのものもや話題性が少ないのは心配の種である(KCP+採用のハイエンド機種は2008年の発売になることがほぼ間違いないようだ)。2007年夏モデルまで、登場とともに売れ筋が速やかに新機種へ移る動きを見せたau端末の販売状況は、au買い方セレクトと2007年秋冬モデルのラインアップで、やはり、やや変わるのではないかという兆候が表れてきている。

AQUOSケータイ第4弾「920SH」好調、首位へ躍り出る

Photo 920SH

 ソフトバンクモバイルの販売ランキングは、前回初登場となったシャープ製の“AQUOSケータイ第4弾”「920SH」が2つ順位を上げ、登場2週目で首位に躍り出た。人気シリーズ“AQUOSケータイ”の現状最強モデルだけあり、本端末の人気は予想通りという感じだろうか。

 続いて、2位に“AQUOSケータイ第2弾”「911SH」(前回1位)、3位にパナソニック モバイル製のシンプル端末「705Px」(前回2位)、4位に東芝製の“キャラケー”「fanfun. 815T」(前回5位)、5位にパナソニック モバイル製のスリムスライド端末「810P」がランクインした。

 今回2位の911SHは、最近の大幅値下げで再び人気となった2006年11月発売の端末。本端末の連続首位記録は「7」で潰えたが、最新機種920SHの登場で値下げされるであろうAQUOSケータイの第3弾「912SH」の再登場も期待される。

 そのほか今回5位から4位に上がった「fanfun. 815T」にも上昇傾向が見られる。fanfun. 815Tは2007年8月に発売した、2億4000万パターンものカスタマイズが行えるという“フルコーディネートケータイ”だが、11月に入り、キャラクターやアーティストの世界観で統一する“キャラケー”としての展開も本格的に開始した。ソフトバンクモバイル端末は、特に旧端末ほど販売価格が人気へ直結する傾向があるが、キャラケーとして付加価値を添えながら新機種のように展開する手法により、まだ人気は継続しそうである。

 ソフトバンクモバイルの新機種は今後、11月30日にパナソニック モバイル製の「MIRROR 821P」を発売。12月上旬に“シャア専用”の「913SH G TYPE-CHAR」やステンレスボディの極薄ワンセグ「THE PREMIUM 821SH」「THE PREMIUM 820SH」などの登場も控えている。

2007年上半期、最も売れたケータイは?



新機種はいつ発売?と思ったら→「携帯データBOX」
  • 各キャリアの「新機種発売日情報」
  • 未発表の端末情報をお届けする「JATE通過情報」
  • 新機種の売れ筋が分かる「携帯販売ランキング」

携帯データBOXそのほか、各端末情報が一望できる“機種別記事一覧”が新登場〜いますぐパワーアップした携帯データBOXをチェック!
携帯データBOXは、ITmediaモバイルトップページのメニューバー右側からもアクセスできます。


前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年04月07日 更新
  1. スマホ大型化の裏で高まる「小型音楽プレーヤー」待望論 現役ウォークマンか、“ポストiPod”のiPhone SEか (2026年04月05日)
  2. Suica、JRE POINTのキャンペーンまとめ【4月5日最新版】 チャージで最大2万ポイント還元のチャンス (2026年04月05日)
  3. GoogleがPixelの「日本限定モデル」を予告 4月7日に発表か (2026年04月06日)
  4. 「iPhone SE(第3世代)」が10カ月連続で1位 にこスマの3月中古スマホランキング (2026年04月06日)
  5. スマホもノートPCも100W給電「UGREEN USB Type-C ケーブル」が43%オフの743円に (2026年04月06日)
  6. JALモバイルに対抗してANAモバイルがついに登場――MVNEたちはJAL、ANAに続く「経済圏」を見つけ出せるか (2026年04月05日)
  7. ソフトバンクが「今回もやる」とGalaxy S26を月額1円で販売――販売方法を早急に見直さないと撤退を迫られるメーカーも (2026年03月08日)
  8. 「Google Pixel 10a」発表 ディスプレイを強化、アウトカメラがフラットに 4色を実機でチェック (2026年02月19日)
  9. WAON POINTやAEON Payのキャンペーンまとめ【4月4日最新版】 ポイント10倍多数、1万ポイント還元も (2026年04月04日)
  10. 「Xiaomi 17 Ultra」レビュー:驚異のダイナミックレンジと可変式光学ズームで“ライカ共創”は新次元へ (2026年04月06日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年