防水、薄型軽量ボディだけでなく、前モデルの「WX321J」から操作性が向上した点にも注目したい。電話番号や機能を割り当てられる「カスタムボタン」を新たに搭載し、待受時にキーを押すだけで特定の番号へ電話をかけたり機能を呼び出したりできる。さらに、「ハンズフリー」「番号メモ」など、通話中に操作できる機能の登録も可能だ。
1つのキーには長押し/短押しで呼び出せる機能をそれぞれ設定できるので、計4個の番号や機能を登録できる。ちなみに、各カスタムボタンには6個の機能を登録できるので、よく使いそうな機能をとりあえず6個(×2)登録しておき、状況に合わせて長押し/短押し設定を変更するという使い方もできる。
なお、カスタムボタンのほかに、待受時に下キーの短押しで呼び出せる「マイメニュー」にも機能を登録でき、ショートカットとして活用できる。
機能面では、NetFrontブラウザ、POP3/SMTP対応メール、赤外線通信(IrSimple)、MIDP2.0対応のJava、台湾/タイ/ベトナム/中国の国際ローミング、W-OAMに対応。内蔵メモリーは16Mバイト。カメラと外部メモリーは非搭載。
日本語入力システムは、WX321Jの「AdvancedWnn V1.2」から「FSKAREN(エフエスカレン)」に変更された。FSKARENは富士ソフトが開発したソフトで、これまでも携帯電話やカーナビ、コピー機などで採用実績がある。説明員によると、「特殊な機能を搭載したわけではないが、最新の用語や語彙には対応している」という。なお、デコラティブメールには対応していない。
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