米Googleは4月13日、携帯電話プラットフォーム「Android」用ソフトウェア開発キット(SDK)の次期版「Android 1.5 SDK」のプレビュー版をリリースした。Android開発者向けサイトからダウンロードできる。
バージョン1.5はAndroid Open Source Projectのリリースブランチ「cupcake」をベースにしており、ソフトキーボード、ホームスクリーンウィジェット、ライブフォルダ、音声認識、ビデオ録画・再生などの新機能が追加された。
システム全体のユーザーインタフェースが改良され、カメラ機能の立ち上げ、GPS、Webブラウザでのスクロールなどが速くなったという。
またこのバージョンからSDKに過去のバージョンのプラットフォームを含めることにしたという。これにより、1つのSDKをインストールすれば、1.1と1.5など、異なるバージョンのプラットフォームを対象とした開発が行えるようになった。
Googleは開発者に対し、このプレビュー版でのテストを奨励しているが、アプリケーションのリリースは行わないよう注意を呼び掛けている。
Android 1.5 SDKの正式リリースは4月末になる見込み。
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