第4回 無線LANアクセスポイントにかかる料金はいくら?――「N-06A」「N-06A」の“ここ”が知りたい

» 2009年07月13日 18時16分 公開
[坪山博貴,ITmedia]
photophoto NEC製の「N-06A」。ボディカラーはActive Red、Master Black、Supreme Silverの3色

質問:無線LANアクセスポイントにかかる料金はどれくらいか

 N-06Aの無線LANアクセスポイント機能を利用すると、ポータブルゲーム機などのWi-Fi対応機器とアクセス可能になる。この無線LANアクセスポイントを定額で利用するには「パケ・ホーダイダブル」の加入が必要。「パケ・ホーダイ」「パケ・ホーダイフル」「Biz・ホーダイ」「Biz・ホーダイダブル」の場合、上限のない従量課金になってしまうので注意が必要だ。

 無線LANアクセスポイントによるパケット通信は、PCなどからインターネット接続をした場合と同じ扱いなので、パケ・ホーダイダブルを利用した場合、パケット通信料の上限は1万3650円になる。また、無線アクセスポイントとして利用する場合の接続先は、FOMAカードに登録されたcid(FOMAパケット通信接続先の管理番号)しか選択できないので(接続IDとパスワードが設定できない)、電話番号で認証が可能なmoperaUしかISPとして使用できない。なお、moperaUの「Uライトプラン」を利用する場合、別途315円/月が必要になる。

 したがって、moperaUを使ってN-06Aのアクセスポイント機能の利用には、パケット通信料の1万3650円+moperaU利用料金の315円の計1万3965円が加算される。パケ・ホーダイダブルの上限額との差額はフルブラウザを利用ない場合には+9555円、フルブラウザを利用する場合で+7980円となる。

質問:データ通信端末のFOMAカードをアクセスポイントに使えるか

 データ通信用の「定額データプランHIGH-SPEED」などを契約したFOMAカードも、N-06Aのアクセスポイントに利用できる。ただし定額データプラン向けのアクセスポイント設定をPCなどから行う必要があるほか、ドコモはこの使い方を推奨しておらず、具体的な設定方法は案内されていない。通信カードなどでの設定例を自己責任で流用することになる。

 定額データプランHIGH-SPEEDのパケット通信料金は最大1万500円で、「定額データ割」適用時で最大6720円となる(バリュープランの場合にはそれぞれ−735円)。パケ・ホーダイダブルを利用する場合と同じく、ISPはmoperaUしか利用できないので、「U定額HIGH-SPEEDプラン」の840円/月も必要になる。したがって、定額データ割を適用しない場合は1万1340円/月、定額データ割を適用する場合は7560円が上限金額になる。

質問:他社のモバイルルーターと比べてどうか

 N-06Aのほかに、バッテリー駆動で無線LANルーターとして利用できるポータブル機器は、ウィルコムの「どこでもWiFi」と、IIJとハイホーが販売する「クティオ」がある。

 どこでもWi-Fiは、新規契約なら2年契約で端末代金込み1980円/月(契約月の翌月から)で利用できる。料金は格安だが通信速度は最大204Kbpsで、下り最大7.2MbpsのN-06Aと比べると見劣りする。

 クティオはイーモバイル網を利用するIIJモバイルユーザーなら9870円で購入できる。IIJモバイルは1年契約で4980円/月、2年契約で3980円/月で利用可能。通信速度は下り最大7.2MbpsとN-06Aと変わらないが、現状の利用エリアは東名阪と主要都市部が中心で、地下鉄駅構内や地下街などもエリア化の途上だ。

 一方、N-06Aは利用エリアは非常に広いが、先述のとおり8000〜1万円程度の月額料金が必要になる。

 速度、エリア、料金など「何を重視するか」を考慮して判断したい。

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