KDDIは7月15日、東京ビッグサイトで7月22日から開催される「ワイヤレスジャパン2009」の出展概要を明らかにした。
今年はすでに発表済みの2009年夏モデルや新ブランド「iida」のラインアップを展示するほか、2009年夏モデルの一部機種から新たに提供を開始した「EZブック」や「Wi-Fi WIN」、「au Smart Sports」の新サービスなどを詳細に紹介する予定。また法人ユーザーをターゲットにした、モバイルを活用した総合ソリューションや、最新の研究開発の成果なども披露する。
展示ブースは、携帯電話、法人向けモバイルソリューション、技術開発、CSRという4つの大きなテーマに分かれたものになる。特に法人向けモバイルソリューションは、各種SaaSサービスやセキュリティ対策などの管理業務向けソリューション、携帯・内線融合サービスなどを、実際に提供している端末やさまざまな事例を紹介する。技術開発のコーナーでは、「実空間透視ケータイ」や「1ギガビット/秒高速赤外線通信」技術、microSDカードスロットで無線LAN機能を追加できる「携帯電話向けmicroSD無線LANカード」なども展示する予定。
開幕初日の7月22日には、10時55分から代表取締役社長の小野寺正氏が「KDDIの描くICTの役割」と題した基調講演を行う予定。そのほかにも、モバイルネットワーク開発本部 au技術企画部 次世代企画グループリーダー 担当部長の横田孝弘氏が「モバイルブロードバンド時代のケータイセキュリティ」、取締役執行役員常務 コンシューマ商品統括本部長の高橋誠氏が「KDDIのコンテンツビジネスの状況とオープン化への取り組み」と題した講演を行う。
翌23日には、技術渉外室企画調査部 標準戦略グループ 課長補佐の拮石康博氏が「次世代に向けた取り組み」と題した講演で、LTEへのロードマップなどを説明する予定。24日にはコンシューマ技術統括本部 au商品開発部長の内藤幹徳氏の「auの携帯プラットフォームへの取り組み」という講演もある。
なお各種講演には有料のものと無料のものがあり、いずれも「ワイヤレスジャパン2009」公式サイトからの申し込みが必要となっている。
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