日本電子専門学校とソフトバンクテレコムは10月15日、2010年4月に新設する、携帯電話向けアプリケーション開発技術者育成学科「ケータイ・アプリケーション科」に入学する学生に「iPhone 3GS」を配布すると発表した。将来的には、約3000人いる全学生への導入も視野に入れているという。
iPhone 3GSの導入は、ソフトバンクテレコムが担当する。具体的には、以下のような活用方法を考えているという。
新設予定のケータイ・アプリケーション科は、スマートフォン上でのアプリケーション開発ができるエンジニアを育成する目的で設置された学科。ネットワークでのアプリケーション配布というビジネスモデルも教育する。
また日本電子専門学校では、2009年10月からゲーム企画科で試験的にiPhone 3GSを一部導入しており、ゲームプレイの評価などに使用しているほか、iPhoneの各種インタフェース機能やセンサー機能を体験的に学習しているという。
日本電子専門学校は、ソフトバンクモバイル認定「ソフトバンクソリューションプロバイダー(SSP)」として、学校法人としては初めてケータイに関する最新の技術情報を活用した授業を行い、ゲーム、音楽、動画などのコンテンツ開発技術などを含む、ITスキルが身につく授業を提供する計画。ソフトバンクテレコムとソフトバンクモバイルは、日本電子専門学校のケータイ・アプリケーションの企画/開発に取り組むエンジニア育成に全面的に協力する。
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