嵐の前の静けさ? 純増数が全社10万割れ――10月契約数

» 2009年11月09日 15時25分 公開
[田中聡,ITmedia]
グループ名 2009年10月純増数 累計
NTTドコモ 5万5100
 2in1:−2300
5524万1600
 2in1:43万5300
KDDI 2万7500 3126万200
ソフトバンクモバイル 9万7500
 ダブルナンバー:6300
2141万4400
 ダブルナンバー:3万1400
イー・モバイル 8万 197万7700
携帯総計 26万100 1億989万3900

 電気通信事業者協会(TCA)が11月9日、2009年10月の携帯・PHS契約数を発表した。携帯電話の累計契約数は1億989万3900。10月は新機種や新サービスが乏しかったこともあり、契約純増数は全体的に低調で、どの事業者も10万未満となった。

 ドコモの純増数は、9月の6万6000よりもさらに少ない5万5100となった。「9月に引き続き、2007年に導入した新販売方式の契約が終了したユーザーの解約が増えており、今がピークを迎えている」(NTTドコモ広報部)という。ただ、番号ポータビリティの利用状況は、9月の−4万1000よりも転出超過の少ない−2万3300となった。

 KDDIは10月30日に秋冬モデルを発売したが、10月の純増数は9月の10万2300よりも大きくダウンした2万7500に留まった。KDDI広報部によると、9月は「指定通話定額」が契約数増加をけん引したが、10月は新機種を発表したため、買い控えがあったという。

 ソフトバンクモバイルは2006年12月以来となる純増数の10万割れ(9万7500)となったが、9月に続き1位を獲得した。「iPhone 3GSやAQUOS SHOT 933SHなどの売れ筋モデルが好調を支えている」(ソフトバンクモバイル広報部)という。

 イー・モバイルはソフトバンクモバイルに次ぐ純増数(8万)を記録。また、11月7日に「EMOBILE通信サービス」が200万契約を突破した。

※初出時に「11月17日に『MOBILE通信サービス』が200万契約を突破した」との記述がありましたが、正しくは「11月7日」です。お詫びして訂正いたします。

photo 純増数の推移
photo 純増シェアの推移
MNP利用状況 差し引き
NTTドコモ −2万3300
KDDI −6700
ソフトバンクモバイル 3万
イー・モバイル 0

 番号ポータビリティの利用状況は、NTTドコモが2万3300、KDDIが6700の転出超過、ソフトバンクモバイルが3万の転入超過となった。

※初出時に「KDDIが6万700の転入超過」との記述がありましたが、正しくは「KDDIが6700の転出超過」です。お詫びして訂正いたします。

photo MNPの利用状況

 また、KDDIが提供している通信モジュールの累計契約数が、10月2日に100万回線を突破した。

  2009年10月純増 累計
・システム別
NTTドコモ(W-CDMA) 22万9600 5148万7900
NTTドコモ(PDC) −17万4500 375万3700
au(CDMA2000 1x) 3万1500 3098万500
au(cdmaOne) −4000 27万9700
ソフトバンクモバイル(W-CDMA) 19万5900 2043万3600
ソフトバンクモバイル(PDC) −9万8400 98万800
イー・モバイル(W-CDMA) 8万 197万7700
合計 26万100 1億989万3900
・プリペイド契約
NTTドコモ −100 3万7100
au −4600 39万4700
ソフトバンクモバイル −1万5800 95万2100
イー・モバイル 2100 4万9300
合計 −1万8600 143万3200
・通信モジュール
NTTドコモ 9800 154万6100
KDDI(auモジュール系サービス用回線数) 7500 100万6600
ソフトバンクモバイル 3万4900 20万3000
合計 5万2100 275万5700
・IP接続サービス
iモード(NTTドコモ) −9000 4866万700
EZweb(KDDI) −6500 2650万3200
Yahoo!ケータイ(ソフトバンクモバイル) 5万3500 1682万3900
EMnet(イー・モバイル) −400 5万7600
合計 3万7700 9204万5400

ウィルコムは4万400の純減

ウィルコム 2009年10月純増 累計
PHS −4万6600 438万8300
WILLCOM CORE 3G 6200 6万5800
−4万400 445万4100

 ウィルコムはWILLCOM CORE 3Gが6200の純増を記録したが、PHSが4万6600の純減となったため、全体では4万400の純減となった。同社は「今後も厳しい競争環境が続くと思うが、新しい音声端末の投入などで販売強化を図る」としている。

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