写真で解説する「AQUA STYLE 001SC」(2/2 ページ)

» 2010年11月09日 20時21分 公開
[memn0ck,ITmedia]
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快適に通話できる「はっきりトーク」機能を搭載

 ソフトウェアで注目したいのは、通話中に周辺環境の雑音に応じて受話音質を最適化して聞き取りやすくする「はっきりトーク」機能に対応したことだ。通話用スピーカーの横に配置された、ノイズキャンセリング用マイクで受話音量の調整などを行う。

 当初はシニア向けの機種に搭載されてきた機能だったが、最近では通常機種にも採用機種が増えており、駅のホームなどで通話するときには少なからずも効果があり、通話しやすくなるのはありがたい。

 また、840SCと同様に2009年にグッドデザイン賞を受賞した「イワタUDフォント」を採用している。ディスプレイの解像度はワイドQVGAだが、視認性に問題はない。また、通常メニューのほかに、文字が大きく、機能の説明が表示される「簡易メニュー」も840SCに続き用意されている。同様に、メール機能でも入力した文面に合わせてワンタッチで簡単にデコレメールを作成できる「楽デコ」にも対応している。

photophotophoto シンプルなメニューが表示できる「簡単メニュー」。起動時に通常か簡単メニューかを選べるのも親切だ(写真=左)。簡単メニューでは文字が大きいだけでなく、各機能の説明が画面下部に表示される(写真=中)。左ソフトキーでヘルプを非表示にすることも可能。メニューは9個のタイルによるアイコン以外にリスト表示も可能(写真=右)
photophotophotophoto 通常メニューは「スタンダード」(写真=左端)、「枝の上」(写真=左中)「アニマルブロック」(写真=右中)、「マイフォト」(写真=右端)という4種類の設定がプリセットされている
photophotophoto 電話のダイヤル画面の文字や色を変更できるのもSamsungケータイならでは。001SCでは新しく文字タイプなどが追加されている(写真=左)。相手の声が聞き取りやすくなる「はっきりトーク」は初期状態からオンになっている(写真=中)。文字入力は予測、推測変換に対応(写真=右)
photophotophotophoto メール機能では、840SCに続いてワンタッチでデコ絵文字の挿入や背景・文字色の変更などを行える「楽デコ」に対応している。文字入力後に「楽デコ」ボタンを押すと利用できる(写真=左端)。楽デコはどんな雰囲気にするかを設定でき、トータルコーディネートとして「標準」のほか、「エモーショナルキャラクター」や「ブラック&シンプル」が選べる(写真=左中)。エモーショナルキャラクターを適用した楽デコ(写真=右中)とブラック&シンプルを適用した楽デコ(写真=右端)

ルーペや名刺リーダーなどを追加

 BluetoothやGPS、無線LAN(ケータイWi-Fi)、Felica(おサイフケータイ)には対応していないが、世界ケータイ(3G)や高速データ通信サービス(HSDPA7.2Mbps/HSUPA1.4Mbps)、赤外線、PCサイトブラウザ、ドキュメントビューアー、バーコードリーダー、見せかけ着信、通貨・単位換算、割り勘ツール、世界時計、ミュージックプレーヤー、安心遠隔ロック、大容量ファイル添付機能などは利用できる。

 カメラ機能では、フォトアルバムやバーコードリーダーなどに加えて、ルーペや名刺リーダー、文字認識辞典の3つの機能が追加されている。内蔵メモリは約50Mバイトなので、画像の保存にはmicroSDを利用したい。

photophotophoto カメラ機能には、文字を拡大して表示できる「ルーペ」や、名刺をOCRで文字に変換する「名刺リーダー」、文字を写してOCRでテキスト変換する「文字認識辞典」といった機能が追加された。これらはメインメニューの「カメラ」から利用できる(写真=左)。ルーペを利用している画面(写真=中)および「文字認識辞典」を利用している画面(写真=右)
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