ソフトバンクモバイルは7月15日、シャープ製のAndroidスマートフォン「GALAPAGOS 003SH」「GALAPAGOS 005SH」が緊急地震速報に対応したことを発表した。同日開始されたソフトウェア更新で提供する。
ソフト更新は端末単体から3G回線を通じて行う。対象ユーザーには案内のSMSが順次送信され、予定の日時にソフトを自動ダウンロードする。なお、ダウンロードとインストールは手動で行うこともできる。所要時間は約20分。
更新が終わると本体のバージョンが上がるとともに、端末に「緊急地震速報アプリ」が追加されて受信機能が追加される。このアプリはパケット通信ではなく、音声端末の緊急地震速報で使われる同報通信規格の「CBS(Cell Broadcast Service)」を利用するもので、通信が混雑する輻輳時でも受信できる。アプリは初期状態で緊急地震速報を受信する状態になっているが、設定で切り替えることも可能。なお、緊急地震速報を利用する設定では、端末の待受時間が短くなることがある。
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