NTTドコモは9月1日、ソニーが発表したAndroid 3.2搭載タブレット「Sony Tablet S」(SGPT113JP/S)および「Sony Tablet P」(SGPT211JP/S)を10月から11月に発売すると発表した。Sony Tablet SとSony Tablet Pは、ソニーが開発したAndroid搭載タブレットで、これまで「Sony Tablet S1」「Sony Tablet S2」と呼ばれていた製品。通信方式は明らかにされていなかったが、3G+Wi-Fi対応モデルが用意され、3G回線はドコモが提供することが明らかになった。
Sony Tablet Sは約9.4インチのワイドXGA(1280×800ピクセル)タッチパネルディスプレイを搭載したモデルで重量は約625グラム。握りやすいよう、ボディは偏重心デザインを採用している。Sony Tablet Pは約5.5インチ(1024×480ピクセル)のディスプレイを、折りたたみボディに2つ搭載したモデル。ディスプレイを開くと表面が平らになり、大画面のタブレットデバイスとして使え、未使用時は折りたたんでポケットに入れられるのが特徴。アプリによっては2画面を別々に活用することもできる。どちらのモデルもカメラは有効約511万画素CMOSのアウトカメラと有効約30万画素CMOSのインカメラを備える。
3GはFOMAハイスピードに対応しており、下り最大14.4Mbps、上り最大5.7Mbpsで通信可能。SPモードやドコモマーケット(スマートフォン版)、mopera Uも利用できる。料金プランはドコモのデータ通信専用の定額料金プランと、機種に応じた一定額を毎月の利用料金から最大24カ月間割り引く「月々サポート」を提供する。
Sony Tablet SおよびSony Tablet Pは、ドコモ取扱店、ドコモオンラインショップおよびソニー直営店とオンラインショップなどで販売する(月々サポートはドコモ取扱店とドコモオンラインショップで提供)。10月中旬以降に、全国のドコモショップで事前予約を受け付ける予定。予約開始日は後日Webサイトなどで告知する。
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