台風12号の影響で、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイル、ウィルコムの一部地域で通信障害が発生している。原因は台風12号の発生に伴う停電と伝送路の故障など。
NTTドコモ(9月5日9時時点)
鳥取県、岡山県、奈良県、和歌山県、三重県の一部地域でドコモ携帯電話(FOMAとムーバ)で音声通話とパケット通信が利用できない状況が発生している。発生日時は9月3日3時ごろで、影響を受けている地域は以下のとおり。
KDDI(9月5日11時30分時点)
愛媛県、奈良県、和歌山県、三重県、群馬県の一部地域でauケータイの音声通話とパケット通信が利用できない状況が発生している。発生日時は9月2日18時36分ごろで、影響を受けている地域は以下のとおり。
ソフトバンクモバイル(9月5日9時時点)
三重県、奈良県、和歌山県の一部地域でソフトバンク携帯電話が利用できない状況が発生している。発生日時は9月3日5時ごろで、影響を受けている地域は以下のとおり。
ウィルコム(9月5日11時50分時点)
和歌山県新宮市の一部地域、東牟婁郡 那智勝浦町の一部地域、南牟婁郡 紀宝町の一部地域で音声通話とパケット通信が利用できない状況が発生している。発生日時は9月4日8時ごろ。
通信事業者は災害用伝言板の体験サービスを実施しており、現在も継続して利用できる。各社は、今後の台風12号関連での安否確認にも活用するよう呼びかけている。
イー・アクセスでは「数局が停波している状況だが、影響を受けていない基地局でカバーしており、大きな障害は発生していない」(同社広報部)が、一部地域で利用しにくい場合があるとのこと。
UQコミュニケーションズでは、「瞬断も含めて160の基地局が影響を受けたが、現在は復旧している」(同社広報部)とのこと。
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