「ウイルスバスターモバイル for au」のリアルタイム検索に不具合――パターンファイルが更新できず

» 2012年02月06日 15時59分 公開
[平賀洋一,ITmedia]

 KDDIは、auスマートフォン向け「安心セキュリティパック」に含まれる「ウイルスバスターモバイル for au」に、一部の機能が正常に動作しない不具合があると発表した。

 リアルタイム検索時に参照するパターンファイル(判定情報)が正しく読み込まれず、最新のセキュリティチェックが2011年11月18日から行われていなかったという。新バージョンのアプリをインストールし直すことで、正しく動作するようになる。最新アプリはauではなく、提供元であるトレンドマイクロのWebサイトで配布。また、ダウンロード後にアプリの更新と端末のセキュリティチェックが必要になる。

  1. auスマートフォンの「設定」→「アプリケーション」をタップし、「提供元不明のアプリ」にチェック
  2. auスマートフォンから該当URL(http://tmqa.jp/android-kddi-dl/)へアクセスし、最新のアプリケーション(バージョン2.0.0.1069)をダウンロード
  3. ダウンロード後 画面上部の通知を表示。該当アプリ(TmmsSuiteConsumer_au.apk)をタップするとアプリの更新画面が表示されるので、画面下の「OK」をタップ
  4. インストール画面が表示されるので、「インストール」をタップ
  5. インストール後、完了画面が表示されるので「開く」をタップし、「不正アプリ検索」の「検索開始」をタップしセキュリティチェックを行う
  6. auスマートフォンの「設定」→「アプリケーション」をタップし、「提供元不明のアプリ」のチェックを外す

トレンドマイクロ自身も修正アプリを配布

 トレンドマイクロも、直接販売している「ウイルスバスター モバイル for Android」の修正アプリを公開している。不具合の内容は「リアルタイム検索において、最新のパターンファイルを読み込むことができない」というもので、au向けと同じ。

 ただし、スマートフォンの電源をオン/オフする、またはアプリを再起動することで最新のパターンファイルが読み込まれているという。また、検索開始ボタンを押すこと(手動操作)でも最新のパターンファイルで検索が可能としている。

 該当するのは、ウイルスバスター モバイル for Androidのバージョン2.0と2.1。修正アプリは、トレンドマイクロのWebサイト(http://tmqa.jp/vbma-dl)から入手できる。

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