KDDIは、auスマートフォン向け「安心セキュリティパック」に含まれる「ウイルスバスターモバイル for au」に、一部の機能が正常に動作しない不具合があると発表した。
リアルタイム検索時に参照するパターンファイル(判定情報)が正しく読み込まれず、最新のセキュリティチェックが2011年11月18日から行われていなかったという。新バージョンのアプリをインストールし直すことで、正しく動作するようになる。最新アプリはauではなく、提供元であるトレンドマイクロのWebサイトで配布。また、ダウンロード後にアプリの更新と端末のセキュリティチェックが必要になる。
トレンドマイクロも、直接販売している「ウイルスバスター モバイル for Android」の修正アプリを公開している。不具合の内容は「リアルタイム検索において、最新のパターンファイルを読み込むことができない」というもので、au向けと同じ。
ただし、スマートフォンの電源をオン/オフする、またはアプリを再起動することで最新のパターンファイルが読み込まれているという。また、検索開始ボタンを押すこと(手動操作)でも最新のパターンファイルで検索が可能としている。
該当するのは、ウイルスバスター モバイル for Androidのバージョン2.0と2.1。修正アプリは、トレンドマイクロのWebサイト(http://tmqa.jp/vbma-dl)から入手できる。
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