ソニーブースで「Xperia Z」をじっくり触ってきた――写真と動画でチェック2013 International CES(2/3 ページ)

» 2013年01月10日 22時00分 公開
[田中聡,ITmedia]

ホーム画面のUIを改善

 デザインやスペックの一新に伴い、UI(ユーザーインタフェース)の一部も変更されている。ロック解除画面にはカギのアイコンがなくなり、画面の任意の場所を上下にフリックするだけでロックを解除できるようになった。ホーム画面では長押しをすると、画面下部のアプリやウィジェットの一覧が現れ、画面上部にはホームのサムネイルが1ページずつ表示されるので、各ページのレイアウトを確認しながらショートカットを設置できる。このサムネイルから、任意のページを「ホーム」に設定したり、ページ自体を削除したりできる。なお、従来はホーム画面上をピンチイン/アウトすると、ウィジェットが1画面に集合したが、新しいUIではこの仕様はなくなっている。

photophotophoto 新しくなったロック解除画面。左右にフリックすると音楽再生と通常のロック解除画面を切り替えられる(写真=左、中)。上下にフリックするとロックが解除される。解除時のアニメーションも新しくなった(写真=右)
photophoto ホーム画面上のスペースを長押しするか、ピンチイン/アウトをすると、この設定画面が表示される。ここからアプリのショートカットやウィジェットを任意のページに設置できる。また、各ページの左上にある「ホーム」アイコンをタップすると、その画面が「ホーム」になり、ホームにアクセスすると最初に表示される。右上の「×」アイコンをタップするとページを削除できる
photophotophotophoto 展示機にプリインストールされていたアプリ一覧。利用頻度やインストール順などから並び替えられる
photophoto 通知バーの設定パネルは、なぜかXperia AX/VLよりも少なくなっていたが、製品版では改善されると思いたい(写真=左)。電卓やボイスレコーダーなどを、使用中のアプリの上に表示できる「スモールアプリ」は継承している(写真=右)
photophoto ホーム画面の設定から変更できるテーマは、壁紙とセットになっている
photophoto 展示機のストレージ容量は計11.73Gバイトだった(写真=左)。OSのバージョンは「Android 4.1.2」(写真=右)

カメラはHDR動画撮影や高速連写も可能に

 カメラも進化している。1310万画素カメラには、ソニーが世界で初めて開発した積層型のCMOSセンサー「Exmor RS for mobile」を採用。従来の裏面照射型CMOSセンサーにあった支持基板の代わりに信号処理回路が形成されたチップを用い、その上に裏面照射型の画素を重ね合わせることで、大きな回路を積めるようになった。

 これにより実現した新機能の1つが「HDR動画撮影」だ。明暗差の大きいシーンで白飛びや黒つぶれなどを抑えるHDR(ハイダイナミックレンジ)で静止画を撮影する機能を持つスマホは増えているが、動画に対応するのは初めて。これは「暗い場所では長い露光、明るい場所では短い露光で撮ったものをミックスすることで実現している」(ブース説明員)という。さらに、HDR処理をかけることで不自然な画質にならないよう調整しているとのこと。HDR動画撮影はサイバーショットにも搭載されていない機能であり、動画を撮る機会が比較的多い、スマホ向けの機能として用意した。

photophoto 動画撮影時にHDRをオンにすると(写真=左)、白飛びや黒つぶれを抑えた動画を記録できるようになる(写真=右)。なお、HDR動画撮影は、初期状態ではオフになっている

 このほか、夜景や人肌の写真を補正する「ノイズリダクション」、静止画と動画を切り替えずに撮れる「モードレスUI」、動画撮影中に静止画キャプチャ、枚数制限なしの高速連写モードなども新たに用意した。

 インカメラには約220万画素の「Exmor R for mobile」を採用し、従来よりも薄暗い場所でもきれいに撮れる。ピント、明るさ、肌の色を調節できる「美肌効果」モードできれいに自分撮りができる。

photophoto Xperia V/XA/VLなどでもおなじみの「プレミアムおまかせオート」を継承。静止画と動画用のシャッターボタンが表示されており、撮影モードなどを切り替えずに静止画と動画を撮れる(写真=左)。カメラはUIをやや変更し、上に横1列で設定アイコンが表示される(写真=右)
photophoto 動画の撮影中にカメラアイコンをタップすると、1Mピクセルの静止画を同時に撮影できる。これはHTC JやHTC J butterflyでもおなじみの機能だ
photo 約220万画素の裏面照射型CMOSセンサーをインカメラに採用

photophoto Xperiaオリジナルの「アルバム」アプリも継承。仮想キーを隠して静止画を全画面で表示できるようになった
photophotophoto 展示機にプリセットされていた美しい壁紙
photophoto 動画も、この詳細表示された画面をタップすると全画面表示になる(写真=左)。シーンに応じてコントラストを適切に調整する「モバイルブラビアエンジン2」と、従来のモバイルブラビアエンジンの違いが分かるデモを実施していた。右がモバイルブラビアエンジン2を有効にしたもの(写真=右)

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