今回、Xperia Zと同時に「Xperia ZL」も発表された。背面はガラス素材ではなくオーソドックスな樹脂となっているが、5インチフルHD液晶、クアッドコア、アイコニックな電源キーなど、ハードウェア性能の多くはXperia Zと共通している。サイズは69.3(幅)×131.6(高さ)×9.8(厚さ)ミリ、重さは151グラム。Xperia Zよりはやや厚く重い。プロセッサーはクアッドコアCPU搭載の「MSM8064」。防水・防塵には対応しない。ブース説明員によると、Xperia Zは薄さとシンプルさを前面に出し、ソニーがゼロから新しいコンセプトでデザインしたモデルであるのに対し、Xperia ZLは旧来のスマートフォンが正統に進化したもの――という位置づけだ。型番の「L」は「特に意味はない」そうだ。昨秋に発表した「Xperia T」と「Xperia TX」のような関係だと思われる。
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