ソニーモバイル、Xperia Vの日本市場向けモデル「Xperia AX」を発表年内に発売予定

» 2012年10月01日 17時51分 公開
[田中聡,ITmedia]

 ソニーモバイルコミュニケーションズが10月1日、LTEに対応した新型スマートフォン「Xperia AX」を発表した。日本で年内に発売される予定。採用キャリアやカラーバリエーションは明らかにされていないが、ドコモのCEATEC JAPAN 2012向け特設サイト(外部リンク)には、「Xperia AX SO-01E」をCEATECで先行展示することが明かされおり、ドコモから発売されるとみていいだろう。

 Xperia AXは、8月に発表されたグローバルモデル「Xperia V」を日本市場向けにカスタマイズしたモデル。Xperia arcで好評のアーク形状に4.3インチのHD液晶を搭載している。防水/防塵性能に加え、おサイフケータイ、ワンセグ、赤外線通信などの日本向け機能もカバーしている。OSはAndroid 4.0.4。

photophoto 8月に発表された「Xperia V」。Xperia AXはこのVがベースになっている。ただしカラーバリエーションやデザインの一部は変更される可能性がある

 新たに「モバイルブラビアエンジン2」を採用し、コンテンツに応じてシャープネスを調整することで、従来よりも映像を美しく表現できる。1300万画素カメラには、暗い場所や逆光時にも自然な明るさの写真を撮影できる「プレミアムおまかせオート」や、9種類のエフェクト撮影効果を撮影前に確認できる「ピクチャーエフェクト」といった新しい撮影モードを搭載。音楽機能も強化し、ソニーの高音質技術を用いた「ClearAudio+(クリアオーディオプラス)」も採用した。ソニー共通のメディアアプリ「WALKMAN」「アルバム」「ムービー」アプリも継承している。

 Xperia VでもおなじみのNFCも備えており、NFCを搭載したXperiaスマートフォンやソニー製機器にかざすだけで、Bluetoothなどの接続設定をすることなくペアリングができる“ワンタッチ機能”をサポートしている。例えば、Xperia AXのスピーカーで聴いている音楽を、ソニーのワイヤレスステレオヘッドセット「MDR-1RBT」や、ワイヤレススピーカーシステム「SRS-BTM8」「SRS-BTV5」で簡単に再生したり、Xperia AXで閲覧しているWebサイトを「VAIO Duo」や「VAIO Tap20」に転送してPCで閲覧したりできる。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2025年12月06日 更新
  1. 飲食店でのスマホ注文に物議、LINEの連携必須に批判も 「客のリソースにただ乗りしないでほしい」 (2025年12月04日)
  2. NHK受信料の“督促強化”に不満や疑問の声 「訪問時のマナーは担当者に指導」と広報 (2025年12月05日)
  3. 「スマホ新法」施行前にKDDIが“重要案内” 「Webブラウザ」と「検索」選択の具体手順を公開 (2025年12月04日)
  4. 三つ折りスマホ「Galaxy Z TriFold」の実機を触ってみた 開けば10型タブレット、価格は約38万円 (2025年12月04日)
  5. 「楽天ポイント」と「楽天キャッシュ」は何が違う? 使い分けのポイントを解説 (2025年12月03日)
  6. 楽天ペイと楽天ポイントのキャンペーンまとめ【12月3日最新版】 1万〜3万ポイント還元のお得な施策あり (2025年12月03日)
  7. 楽天の2年間データ使い放題「バラマキ端末」を入手――楽天モバイル、年内1000万契約達成は確実か (2025年11月30日)
  8. ドコモが「dアカウント」のパスワードレス認証を「パスキー」に統一 2026年5月めどに (2025年12月05日)
  9. NHK ONE、簡単には「閉じられないメッセージ」表示へ 目的は“NHK受信料”の徴収 なぜ強引な仕様に? (2025年11月12日)
  10. 鉛筆デザインのiPad用スタイラスペン「Nelna Pencil」発売 物理ボタンに9機能を設定可能 (2025年12月03日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー