NTTドコモの「AQUOS PHONE EX SH-04E」は、Android 4.1搭載の防水スマートフォン。2012年冬に登場した「AQUOS PHONE ZETA SH-02E」をベースにしつつも、デザインや画面サイズなど大部分がブラッシュアップされている。1月25日から販売されており、端末の実質価格は2万円台後半。
端末のサイズは約64(幅)×128(高さ)×10.9(厚さ)ミリで、重さは約145グラム。狭額縁の4.5インチHDディスプレイでありながら、幅が64ミリに抑えられているため、手の小さな女性でも片手で操作しやすい。また、背面が丸みを帯びており、手に持ったときのホールド感もある。さらに、電源キーとボリュームキーが端末右側面の下部にまとめられているので、画面のオン/オフなどもスムーズに行える。
デザインで特に目を引くのは、端末下部のクリスタルフレーム。これにより高級感が一気に高まっている。これまでのケータイはイルミネーションの美しさをうたうものも多かったが、本モデルもイルミネーションパターンが充実しており、画面点灯時や着信時に、クリスタルフレームの中央でイルミネーションが柔らかく光る。
AQUOS PHONE EXでは、機能やプリインアプリについても女性ユーザーを意識したものが多い。その1つが「ビジンメークナビ」アプリだ。
ビジンメークナビは、資生堂とシャープが共同開発したアプリで、自分の顔にインカメラを向けるだけで、画面上でバーチャルメークを体験できる。メークに利用するのは、資生堂「マキアージュ」シリーズの実際の製品で、「今後も新商品が追加されていく」(説明員)そうだ。
確かに女性である筆者も、「メークがマンネリ化しているけど、どう変えていいのか分からない」と感じることがある。そんなときにこのアプリを使えば、化粧品選びの参考になるだろう。インカメラで自分の顔を映し出すだけで、眼や鼻の位置を自動で認識し、画面でリップ、チーク、アイシャドーを施してくれるという手軽さもうれしい。
また、インカメラには裏面照射型CMOSセンサーを採用した120万画素のカメラを搭載。“自分撮り”をする機会が多い女性にとって、インカメラの高画素化はありがたい。また、このインカメラにより、「ビジンメークナビ」も画像が荒くなることなく、楽しくシュミレートできる。さらに、このインカメラを生かした「手鏡モード」も搭載されている。スマホのインカメラを鏡代わりに使えるので、女性だけでなく男性にもオススメの機能だ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.