写真と動画で解説する「Xperia Z SO-02E」(ソフトウェア編)(2/3 ページ)

» 2013年02月01日 18時43分 公開
[田中聡,ITmedia]

「スモールアプリ」や「全アプリ終了」も

 通知バーの設定パネルは、Xperia AXと同じくWi-Fi、マナーモード、テザリング、画面の自動回転など10の項目が並ぶ。Xperia Zはディスプレイの解像度がフルHDに向上したことで、各設定パネルの下に項目名が表示され、より分かりやすくなった(Xperia AXではアイコンのみだった)。またOSがAndroid 4.1となったことで、通知バーの表示内容が拡張されている。例えば、スクリーンショットを撮ると、キャプチャ画像のサムネイルを大きく表示することができ、ここから直接共有したりできる。

photophotophoto 通知バーの設定パネルは計10個。Xperia AX(写真=左)ではテキストの表示はなかったが、Xperia Z(写真=中)では「Wi-Fi」「テザリング」などのテキストが表示され、より分かりやすくなった。通知バーに表示された通知内容を2本指で触れながらドラッグすると、より詳細な内容が表示される。スクリーンショットのサムネイルの場合は、サムネイルがより大きく表示されて「共有」ボタンが現れる(写真=右)

 画面下部のナビゲーションバーには、戻る/ホーム/マルチタスクキーが表示される。このナビゲーションバーは画面の下部を占有するので、ブラウザやアプリなどの表示領域はその分狭くなる。ただしアルバムやムービーアプリから写真と動画を表示した際は、ナビゲーションバーが消えて全画面表示される。右下のマルチタスクキーを押すと「最近使ったアプリ」に加え、「スモールアプリ」一覧が現れ、ほかのアプリを使用しているときでも、その上に表示できる。Xperia AXと同じく電卓、タイマー、ノート、レコーダーの4つがプリセットされており、ほかのスモールアプリをGoogle Playから追加することも可能だ。さらに、Xperia Zではスモールアプリ一覧の画面に「全アプリ終了」の項目が新設されており、文字どおりここを押すと起動中のアプリがすべて終了する。メモリを解放したいときに便利だ。

photophotophoto マルチタスクキーを押すと表示される画面。左がXperia AX、中央がXperia Z。Xperia Zではスモールアプリ一覧のアイコンがカラーになったほか、「全アプリ終了」のボタンが追加された。スモールアプリはGoogle Playから追加できる(写真=右)
photophotophotophoto 左から、スモールアプリの電卓、タイマー、ノート、レコーダー

 さり気なくこだわった点として、Xperiaの世界観に合うよう、docomo Palette UIのアプリトレイの背景色やカテゴリーの枠がグレイ系のカラーに変更されている。

photophotophoto ドコモスマホでおなじみの「docomo Palette UI」(写真=左)。中央がXperia Z、右がAQUOS PHONE ZETA SH-02Eのアプリトレイ。Xperia Zは背景色やカテゴリーの枠がグレイ系になっている

多数の機能が追加されたカメラ

 カメラ機能も進化している。約1310万画素はXperia AXとほぼ同じだが、積層型のCMOSセンサー「Exmor RS for mobile」を採用したことで、明暗差の大きいシーンで白飛びや黒つぶれなどを抑えるHDR撮影が、動画でも利用できるようになった。静止画の撮影画面には動画撮影用のボタンも置かれているので、撮影モードを切り替えることなく静止画と動画を撮れる。動画の撮影中にカメラボタンを押すと、1Mサイズの静止画を同時に記録できる。このほか、夜景や人肌などでノイズを抑えるノイズリダクションや、枚数制限なしで1秒間に最大10枚の高速連写も可能になった。

 逆光のある環境や夜景なども、手動で設定することなく撮影できる「プレミアムおまかせモード」では、新たに「スポットライト」と「赤ちゃん」が追加された。スポットライトでは、室内でライトに当たっている物や人を撮るときに有効だ。光が一部だけに当たっていることをカメラが認識して、過度に明るく撮らないようにしているという。ライトが当たっているものを撮ると白飛びすることがあるが、スポットライトをうまく使えばこれを防げる。

photophotophoto 静止画の撮影画面に動画撮影用の赤いボタンも一緒に表示される(写真=左)。撮影メニューは上に表示されるよう変更された(写真=中)。高速連写は「高速」「中速」「低速」の3つから連写スピードを選べる(写真=右)
photophoto 設定のメニュー(写真=左)。静止画の撮影サイズはVGA、2M、5M、9M、12Mの5種類(写真=右)
photophoto 9つのエフェクトを同時に確認できる「ピクチャーエフェクト」をXperia AXから継承している(写真=左)。ロック解除画面からカメラを起動+撮影ができる「クイック起動」(写真=右)
photophotophoto 動画撮影画面には、動画を撮影しながら静止画をキャプチャできるボタンが表示される(写真=左)。VGA、HD、フルHDの動画を残せる(写真=中)。動画の設定メニュー。「ビデオHDR」の項目が追加されている(写真=右)

 インカメラにも暗所での撮影に強いExmor R for mobileを採用し、画素数はXperia AXの約31万画素から約220万画素に向上した。顔検出と連動した「美肌効果」モードも採用しており、よりキレイに自分撮りができる。

 従来のXperiaのカメラは連写ができない、インカメラがいまひとつなどの弱点があったが、Xperia Zはそれらをクリアしたと言っていいだろう。動画撮影中の静止画キャプチャはHTC J/HTC J butterflyでもおなじみで、「ほかの機種ではできるのにXperiaではできない」ことが減ったのは、乗り換えを検討している人には好材料だろう。

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