と性能の話ばかり垂れてもしょうがないので、いろんなシチュエーションで撮りながら画質チェックするべし。
カメラ画面はメチャシンプルである。画面の下(縦位置の場合)には撮影ボタンと静止画と動画の切り替えボタンがあるだけで、上には撮影モードとライトのオンオフがあるだけ。
撮影は画面のボタンをタップしてもいいし、サイドの音量キーを押してもいいし、声で指示してもいい。音声で撮影できるのはAQUOS PHONEの面白さのひとつだ。自分撮り時や手ブレを防ぎたいとき、その他もろもろ、声で撮った方が便利なケースってあるのだ。
ではまず「おまかせオート」で撮ってみる。というか、おまかせオートで撮れば、たいてい問題はない。
まずはいつものぞうさんとあずまや。
象の滑り台は実にいい写り。明るさも発色も、かりっとした快晴ではなく雲の隙間から太陽が顔を出したという天候なんだが、文句ない。あずまやの方は緑な木々の明るさ(というか暗さ)にちょっと引っ張られて全体に白っぽくなってしまったが、まあしょうがないところか。
iPhoneなどのように画面をタップしても、そこにピントと明るさの両方を合わせようとしてくれるので、それを使って対処することもできる。
松の枝のような細かいところをけっこうしっかり描写してくれるのもいい。
明暗差が大きくて、暗部がつぶれちゃいそうな時はHDRをオンにして撮ることで対応できる。HDRをオンにするには、左上の「>」をタップしてメニューを表示させ、設定から選ぶ。
HDRの効果がよく分かるようセッティングして撮り比べてみたので、こちらもどうぞ。
シャドウ部とハイライト部にかなり違いが出てるのが分かるかと思う。
続いて人物。「おまかせオート」と「人物モード」の両方で撮ってみたが、「おまかせオート」でも顔検出でちゃんと人物モードになるので「おまかせオート」のままで問題なし。
笑顔検出モードや振り向き撮影(顔を検出した途端に自動的に撮影してくれる機能)もある。面白いのが「人物・ペット認識」機能でもあるということ。猫の顔もちゃんと認識してくれた。
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