「メッセージ」アプリも細やかな改良点が多い。まず、メッセージ内に時間が書かれている場合に、素早くカレンダーに予定として登録できるようになった。ただ、「11時半」と書かれた文面の場合、その時間が過ぎていると「23時30分」に予定が登録されてしまうなど、気になる点はまだある。
また、メッセージの送受信の時間がすべて表示できるようになったのもiOS 7ならでは。送受信時間を表示させるには、画面を左にスワイプするだけでOK。指を放すまでの間だけ表示される仕様になっている。
複数人でメールをやり取りする際も機能が追加されている。連絡先に写真を登録していれば、各送信者のアイコンがメッセージとともに表示されるようになった。なので、誰がどの発言をしているかが一目瞭然だ。
iPhoneの標準メールアプリでは、キャリアメール、Webメール、プロバイダーメールなど、複数のメールアカウントを管理できる。
新たに使えるようになった機能として、「メールの一括既読・削除」が挙げられる。メルマガばかりいが届くアカウントに関しては、この機能が非常に役立っている。
また、メールフォルダのカスタマイズができるようになったのも特筆すべき点。表示するフォルダを任意で選んだり、並び替えたりできるので、「メール」アプリを日頃愛用している筆者にとっては、カスタマイズしやすくなったのがうれしい。
ほかに、以前は受信メールの一覧画面では削除のみしかできなかったが、「その他」から返信、転送などの操作ができるようになったのも気に入っている。
メールに添付されたファイルは「AirDrop」で共有できる。複数の画像が添付されている場合はまとめて保存できるなど、使ってみると便利だと感じる機能が多い。
iPhone 5sを使い始めてから少し気になっていたことがある。それは、文字入力中のフリーズだ。完全に固まるほどではないのだが、文字を入力してから画面に表示されるまでのタイムラグを感じることが多いのだ。
Appleのサポートコミュニティなどを見る限り、同じようなことを言っているユーザーが多く、「設定」→「一般」→「リセット」→「キーボードの変換学習をリセット」での解説策が提案されていた。ひとまず、筆者もこの方法を試したところなので、経過は次回にお伝えしたい。
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