米Googleは3月24日(現地時間)、モバイル端末内の写真をテレビ画面にビームしてインタラクティブな写真アルバムを作れるiOSアプリ「Photowall for Chromecast」を米AppleのApp Storeで公開した。Android版も間もなく公開される見込み。利用するには無線ストリームアダプター「Chromecast」が必要だ。
PhotowallはChromeの性能を紹介する「Chrome Experiment」の1つとして公開された。
名前を付けて作成した1つのPhotowallに複数の端末から写真をビームできるので、例えばホームパーティーの参加者が各自のスマートフォンで撮影した写真をコラボレーションアルバムにまとめることができる。
Photowallには写真に落書きしたりキャプションを付ける機能があり、ビームする前に写真を加工できる。また、作成時に設定しておけば、ビームされた写真を合成した動画が自動作成され、YouTubeに自動アップロードされる。
Chromecastは、Googleが昨年7月に発表した35ドルの無線ストリームアダプター。テレビのHDMI端子に挿し、PCやスマートフォンと無線で接続することで端末のコンテンツをテレビの大画面に表示できる。先日販売地域が米国以外にも拡大したが、日本での発売についてはまだ不明だ。
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