「Xperia Z2 SO-03F」は、ソニーモバイルコミュニケーションズが開発した2014年のフラッグシップスマートフォン「Xperia Z2」のドコモ向けモデルだ。独自のデザインにカスタマイズしたau向け「Xperia ZL2 SOL25」とは異なり、SO-03Fはグローバルモデルがベースになっている。発売日は5月21日の予定だ。
どの方向からでも持ちやすいオムニバランスデザイン、背面に採用したガラスパネル、側面のメタルフレームは健在だ。ディスプレイは「Xperia Z1 SO-01F」の5型から5.2型にアップしたが、狭額縁化によって幅はZ1よりも1ミリ小さい約73ミリとなった。高さはZ1より3ミリ増したが、厚さは0.3ミリ薄い8.2ミリとなった。
Xperia Z1の約171グラムから約163グラムへと軽くなったことにも注目したい。Xperia Z1を持つとズッシリとした重量感を得られるが、Z2の方が軽い。これは、メタルフレームとディスプレイ周囲の樹脂部を一体成型した「インサートモールディング」という設計が功を奏している。樹脂の部分は、握るとちょうど手に当たるので、持ちやすさにも貢献する。Z1もフレームのエッジがカットされて持ちやすかったが、Z2ではより手にやさしくなっている。
フレーム部分の配色や、microSDスロット/Micro USB端子の位置など若干の違いはあるものの、Xperia Z2のデザインは基本的にZ1を継承している。Xperia Zシリーズの象徴ともいえる円形の電源キーや、マグネット式の充電端子、カメラの起動やシャッターに使えるカメラキーも搭載している。イヤフォンジャックはZ1から引き続きキャップレスだが、Micro USB端子は今回もキャップ付きとなっている。

ドコモのXperiaシリーズではおなじみの「docomo Xi」ロゴを本機も継承している(写真=左)。ディスプレイの下には「SONY」ロゴがある(写真=右)。フロントステレオスピーカーは、これらのロゴの隣にある
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