カメラやオーディオ機能に注力したauオリジナルモデル――「Xperia ZL2 SOL25」:ノイズキャンセル&ハイレゾ対応

» 2014年05月08日 13時03分 公開
[田中聡,ITmedia]

 「Xperia ZL2 SOL25」は、ソニーモバイルコミュニケーションズがMobile World Congress 2014で発表したグローバルモデル「Xperia Z2」をベースにしたau専用のスマートフォンだ。カメラ、オーディオ、ディスプレイにソニーの技術を結集させたモデルに仕上がっている。OSはAndroid 4.4を採用する。発売は5月以降の予定。

photo ソニーモバイルコミュニケーションズ製の「Xperia ZL2 SOL25」。写真はターコイズ。

 Xperia Zシリーズでは背面パネルにガラスを採用してきたが、Xperia ZL2の背面パネルは樹脂で作られており、ダブルインモールド加工を施すことで、XPERIAロゴが浮かび上がって見えるよう工夫した。ボディは背面から側面にかけてなだらかな曲線を形成しており、手のフィット感にもこだわった。

 カメラは1/2.3型、有効約2070万画素の積層型CMOSイメージセンサー「Exmor RS for mobile」、画像処理エンジン「BIONZ for mobile」、明るく広角に撮影できる「Gレンズ」をXperia Z1から継承している。インカメラはXperia Z2の220万画素CMOS(Exmor R for mobile)よりもスペックダウンした約31万画素となっている。

 新たに4Kサイズ(3840×2160ピクセル)の動画が撮影できるようになり、撮影した動画はピンチアウト操作によってズーム再生も可能だ。4K動画を2倍ズームすれば、Xperia ZL2のディスプレイ解像度と同じフルHDサイズを保ったまま視聴できる。4K動画の撮影時にも電子式手ブレ補正が有効になり、より鮮明な映像を残せる。さらに、Xperia ZL2は「MHL3.0」もサポートしているので、4K対応の液晶テレビ BRAVIAとMHLケーブルで接続すれば、4K映像を出力して大画面で楽しめる。

 このほか、120fpsで撮影した動画の特定箇所をスローモーション再生できる「Timeshiftビデオ」も搭載した。ピクチャーエフェクトは18種類に増え、静止画だけでなく動画にも効果をかけられるようになった。顔や空間に合わせて効果を付け加えられる「ARエフェクト」も動画に対応し、効果音も加わった。静止画撮影では、ピントを合わせた被写体の周りをボカして撮影できる「背景ぼかし」も利用可能。6秒の動画を撮影して共有できる「Vine」アプリもプリインストールしている。

photophoto ホワイト(写真=左)とブラック(写真=右)

 オーディオ関連では、Walkmanと同等のデジタルノイズキャンセリング機能を新たに搭載し、専用イヤフォンで音楽を再生しているときに、周囲の騒音を約98%カットできる。別売りの対応ヘッドセット「MDR-NC31EM」を、5月下旬以降に発売する予定だ。ディスプレイ面の上下にはステレオスピーカーも搭載し、ソニー独自のバーチャルサラウンド技術「S-Force フロントサラウンド」にも対応した。

 CDを上回る情報量を持つハイレゾリュ―ション・オーディオ(ハイレゾ)音源の再生も可能になり、USBホストケーブル(別売り)と対応のDAC(別売り)で、対応スピーカーやヘッドフォンに接続すれば、臨場感あふれる音楽を楽しめる。なお、Xperia ZL2単体ではハイレゾ音源を再生できない。

 ソニーならではの「WALKMAN」アプリの健在で、100時間以上の連続再生を実現しているという。

 ディスプレイは、フルHD表示(1080×1920ピクセル)対応の5.0型液晶を搭載。幅広い色再現領域を持つ「トリルミナスディスプレイ for mobile」に加え、赤色と緑色をより鮮やかに再生する「Live Color LED」を新たに搭載した。失われた画素を復元する高画質エンジン「X-Reality for mobile」もXperia Z1から継承している。

 バッテリーの持ちを改善する「STAMINAモード」は、ディスプレイのバックライトがオフのときだけでなく、オンのときにもフレームレートを落とすなど動作を制限させることが可能になり、さらに消費電力を抑えられる。

 日本モデルならではの機能として、ワンセグ/フルセグ(フルセグの録画は不可)とおサイフケータイに対応。赤外線通信は搭載していない。IPX5/IPX8の防水性能とIP5Xの防塵(じん)性能、NFCもサポート。バッテリー容量は3000mAh、ストレージは32Gバイト、メインメモリは3Gバイトとなっている。卓上ホルダも標準で付属する。LTEネットワークで下り最大150Mbpsの通信が可能な「キャリアアグリゲーション」と、「WiMAX 2+」にも対応する。

「Xperia ZL2 SOL25」の主な仕様
機種名 Xperia ZL2 SOL25
メーカー ソニーモバイルコミュニケーションズ
OS Android 4.4
プロセッサ Qualcomm Snapdragon MSM8974AB/2.3GHzクアッドコア
メインメモリ 3Gバイト
ストレージ 32Gバイト
外部メモリ microSDXC(最大128Gバイト)
ディスプレイ 約5.0型フルHD TFT液晶
解像度 1080×1920ピクセル
連続通話時間 約1340分
連続待受時間 約670時間(3G)/約640時間(4G LTE/WiMAX 2+)
バッテリー容量 3000mAh
メインカメラ 有効約2070万画素CMOS
インカメラ 有効約31万画素CMOS
ボディカラー ターコイズ、ホワイト、ブラック
サイズ 約72(幅)×137(高さ)×10.8(奥行き)ミリ
重量 約167グラム
発売日予定日 2014年5月下旬以降

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月08日 更新
  1. KDDIのローミング縮小でも「やめる理由にはならない」 楽天モバイルユーザー4人が語る本音と“経済圏”の囲い込み (2026年10月05日)
  2. 新コード決済「teppay」はどこで使える?  エキナカ施設からコンビニ、ファミレス、ECまで一挙案内 (2026年10月07日)
  3. 楽天ドライブに不正アクセス 1万5382件の保存データ閲覧、313件のパスワードも (2026年10月06日)
  4. Xperia純正充電器がソニーストアから消える 今後は「出力30W以上のUSB Power Deliveryに対応した充電器の使用を」 (2026年10月07日)
  5. モバイルSuicaのコード決済「teppay」10月20日開始 2万円を超えたチャージが可能に (2026年10月06日)
  6. JR東日本「分かりにくい」新幹線券売機を改善へ なぜ、スマホではなく「駅での最短1分購入」を実現? (2026年07月04日)
  7. 楽天モバイルの「ローミング継続」条件は本当に「エリア外」だけ? 2社のマップから見えた“食い違い” (2026年10月08日)
  8. 【ワークマン】2900円の「撥水8ポケットショルダーバッグ」 13型ノートPCも入る収納力 (2026年10月07日)
  9. 注目点は“可変絞り”だけじゃない! 「iPhone 18 Pro」のカメラは思った以上に変わっている (2026年10月05日)
  10. PayPay、11月以降の地域限定キャンペーン発表 東京や大阪で最大6000円〜1万2000円おトク (2026年10月07日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー