Mobile World Congress 2014でソニーモバイルコミュニケーションズが発表した新型タブレット「Xperia Z2 Tablet」が、au向けにLTE/WiMAX 2+対応の「Xperia Z2 Tablet SOT21」として投入される。OSはAndroid 4.4。発売は7月中旬以降を予定している。
Xperia Z2 Tabletは、約10.1型のワイドUXGA(1920×1200ピクセル)ディスプレイを搭載するタブレット。10型以上のディスプレイを備えたLTE/3Gタブレットとしては、世界最薄となる約6.4ミリ、世界最軽量となる約439グラムを実現した(ともに発表時点で)。加えてIPX5/IPX8の防水性能とIP5Xの防塵(じん)性能をサポートしている。
「超高剛性FRPパネル」を筐体に一体化したユニボディ構造により、Xperia Tablet Z(LTEモデル、約6.9ミリ、約495グラム)から約0.5ミリ薄くなり、約56グラム軽くなった。ガラスを採用した背面パネルと、どのポジションからも持ちやすい「オムニバランスデザイン」も健在だ。
オーディオ機能にも注力し、周囲の騒音を約98%カットするデジタルノイズキャンセリング機能を搭載した。ステレオスピーカーも内蔵しており、ソニー独自のバーチャルサラウンド技術「S-Force フロントサラウンド」にも対応する。
日本向けモデルならではの機能として「フルセグ」を搭載。フルセグアンテナを内蔵しているので、ケーブルなしでもフルセグを視聴できる。別売りのmicroSDを利用すれば、フルセグの録画も可能だ。自宅の地上デジタル放送用アンテナと接続できる「TVアンテナ入力用microUSB変換ケーブル」(別売り)も用意した。外出先から自宅のHDDレコーダーで録画した映像を再生できる「DLF(Digital Location Free)」にも対応している。
カメラは約810万画素の積層型CMOSイメージセンサー「Exmor RS for mobile」を搭載。「Gレンズ」は採用していない。静止画と動画で18種類の効果を加えられる「クリエイティブエフェクト」、静止画と動画で動く効果を加えられる「ARエフェクト」、静止画の「背景ぼかし」などを利用できる。インカメラは220万画素だ。
Xperiaスマートフォンとの連携機能も強化した。NFCを利用することでMiracast接続が可能になり、タブレット上にXperiaスマートフォンの画面を表示できる。タブレットを相手に見せてスマホで操作をしながら写真や資料を見せる、タブレットでプレビュー画面を確認しながらスマホで撮影する、といったことが可能だ。
幅広い色再現領域を持つ「トリルミナスディスプレイ for mobile」と失われた画素を復元する高画質エンジン「X-Reality for mobile」に加え、赤色と緑色をより鮮やかに再生する「Live Color LED」をディスプレイに搭載した。通信サービスは、LTEネットワーク上で下り最大150Mbpsを実現する「キャリアアグリゲーション」と、「WiMAX 2+」に対応。バッテリー容量は6000mAhで、卓上ホルダも同梱する。
機種名 | Xperia Z2 Tablet SOT21 |
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メーカー | ソニーモバイルコミュニケーションズ |
OS | Android 4.4 |
プロセッサ | Qualcomm Snapdragon MSM8974AB/2.3GHzクアッドコア |
メインメモリ | 3Gバイト |
ストレージ | 32Gバイト |
外部メモリ | microSDXC(最大128Gバイト) |
ディスプレイ | 約10.1型ワイドUXGA TFT液晶 |
解像度 | 1920×1200ピクセル |
連続通話時間 | - |
連続待受時間 | 約1200時間(3G、暫定値)、約1100時間(LTE/WiMAX 2+、暫定値) |
バッテリー容量 | 6000mAh |
メインカメラ | 有効約810万画素CMOS |
インカメラ | 有効約220万画素CMOS |
ボディカラー | ブラック、ホワイト |
サイズ | 約266(幅)×172(高さ)×6.4(奥行き)ミリ |
重量 | 約439グラム(暫定値) |
発売日予定日 | 2014年7月中旬以降 |
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