ケイ・オプティコムは2014年6月11日、同社が提供する通信サービス「mineo」(マイネオ)の申込件数が1万件を突破したことを明らかにした。6月3日からサービスを開始してから10日足らずで達成したことから、同社は「当初予測をはるかに上回る勢い」とうれしい悲鳴をあげている。
mineoは、日本のMVNOとしては初めてauのネットワークを借り受けて展開しているサービスだ。データ通信のみのサービス(4G LTE)と、電話通信に加えて音声通話(3G)も利用できるサービスを用意し、ユーザーの用途に合わせて選べるようにしている。月額基本料金もデータ通信だけならば980円、データ通信と音声通話が使えるサービスでは1590円(いずれも税別)と低く抑えている。
申込者の居住地、年代、申込理由の調査結果。ケイ・オプティコムは関西を拠点としているため、申込者の居住地も近畿地方が多かったが、ほかの地方からの申し込みも少なくない。年代を見ると、40代、30代の合計で6割を超えた同社の調査結果によると、申込理由として最も多く上がったポイントも「月額料金の安さ」だという。ほかには、「auの4G LTE回線を利用できる」「音声通話も可能」などの理由が挙がった。
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