皆さん、MVNOでSIMを買う時、サイズ選びはどのようにしてますか?普通に考えたら、挿せそうと思っているスマホなりタブレットのSIMサイズに合わせて選ぶことでしょう。しかし、新たに買った機種では「SIMのサイズが異なっていた……」、なんてこともあるわけで。
そんな時に便利なのが、変換アダプタです。これは、nano SIMをmicro SIMや標準SIMとして使えるようになるというアイテムです。しかも変換アダプタ自体は1,000円以下とお手頃!
正式にSIMサイズの変更をしたいと思ったらカードサイズの変更を申請して再発行手続きをしなきゃいけなくなりますから、いくらかの手数料(525円〜2,100円ほど)がかかってしまい、時間も手間もかかります。
でもホントに実用できるの?という疑問があると思うので、SIM通で試してみました!
試したアダプタは『3-IN-SIM ADAPTER KIT』。このアダプタのいいところは、片面がフィルム状になっていて、はめたSIMが外れにくく、かつ外すのが容易なところ(フィルム部分を押せばOK)。
今回テストしたのは、『OCN モバイル ONE』のmicro SIMとnano SIM。以下の組み合わせをやってみました。
| 端末 | N-04C | F-10D |
|---|---|---|
| スロット形状 | 標準SIM(mini SIM) | micro SIM |
| micro用標準SIMアダプタ+micro SIM | microSIMアダプタ+nano SIM | |
| nano用標準SIMアダプタ+nano SIM | ||
| micro用標準SIMアダプタ+microSIMアダプタ+nano SIM | ||
結果、どれも無事に通信できることを確認! 以下は、RBB SPEED TESTを使ってみたところ。末広町駅と御茶ノ水駅の中間、妻恋坂のあたりで調査しました。なぜここにいたかは触れないでください(笑)
N-04Cで、左からmicro用標準SIMアダプタ+micro SIM、nano用標準SIMアダプタ+nano SIM、micro用標準SIMアダプタ+micro SIMアダプタ+nano SIMで試したもの。N-04Cのほうは、FOMA機なので3Gでの通信になります。しかも午後8時を超えたら混雑したのか?かなり低速になってしまったので微妙な数値。とはいえ、ちゃんとつながっています。
F-10DはLTEできちんとつながっています!
nano SIMとSIMアダプタさえあれば、かなり便利に使えそうですね。ただし、正規の使い方とは言えませんので、あくまで自己責任でお試しくださいね。
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