「新しい自分との出会い」や「合コンのネタにも」 リクルートの中の人がおすすめする「診断ティキット」アプリの使い方

» 2014年08月04日 10時50分 公開
[村上万純,ITmedia]

 テレビや雑誌、新聞などで毎日触れる占いコンテンツは、今や“診断”コンテンツとなってWeb上にあふれかえっている。そんな多数ある診断コンテンツを1つにまとめたスマートフォンアプリ(iOS/Android両対応)が、リクルートホールディングスの「診断ティキット」だ。

 累計300万人が診断したという診断ティキットは、「中二病診断」や指を画面に触れてキスのうまさを判定する「キスの上手さ診断」というユニークなものから、有名占い師が鑑定する有料診断まで、バリエーションもさまざま。フィーチャーフォンやPCの時代から存在する「占い」「診断」コンテンツをなぜスマートフォンアプリとして提供するに至ったのか、どんな診断が人気なのかなど、企画・運営を包括的に行う、リクルートホールディングス メディアテクノロジーラボ所属の柄川麻美氏、尾上博規氏、三宅智久氏に話を聞いた。

photo 左から順に、リクルートホールディングス メディアテクノロジーラボ所属の尾上博規氏、三宅智久氏、柄川麻美氏

より気軽に触ってもらうためスマホアプリに

photo 「人気診断の傾向をチェックしながら、日々コンテンツを追加しています」(柄川氏)

 スマホアプリとして提供している診断ティキットは、もともとWebアプリとしてFacebook上で展開していたもの。尾上氏によると、「診断系のアプリは、フィーチャーフォンの時代から根強い人気がありましたが、Facebookでは決定的なアプリがまだ存在していませんでした。そこで、手軽に遊んで頂けるような診断系のアプリを作りました」という。その後、タイムライン上でさまざまな診断結果が流れていくようになり、診断をするユーザーは増えていった。「今度はFacebookを使わない人にも触れてもらうため、より手軽にアクセスできるスマホアプリの形にしました」と三宅氏は説明する。

 1つのアプリで1つの診断しかできないアプリも珍しくないが、診断ティキットのウリはさまざまな診断を網羅していること。「基本的に診断は1人1回きりのもの。ヘビーユーザーに飽きられないように、2日に1回くらいのペースで新しい診断を追加します」と柄川氏は話す。「ユーザーの男女比は4:6で、20〜30代が多い」(柄川氏)という。「女性は占い好き」というイメージがあるが、性別による大きな偏りは見られない。その理由について、三宅氏は「Facebookのときもそうなのですが、女性が診断しているのを見て男性も診断するんです」と説明する。SNSのタイムラインで流れてきた知人の診断結果を見て、自分もつい試してしまったという人も多いのではないだろうか。

 また、スマホアプリにしたことで、毎日の運勢がプッシュ通知で届き、ユーザーがいちいちサイトにアクセスする手間を省けるようになった。柄川氏は「大前提としてコンテンツを満足できるクオリティにすることがあり、その上でユーザーにとっての使い勝手の良さや、毎日の更新感などを意識しました」と話す。ホーム画面からアクセスできる運勢占いは毎日更新される。

定番診断が人気 有料診断は価格より内容

 数多くの診断を網羅する診断ティキットでは、コンテンツを見つけやすいように「歴代人気順」と「デイリー人気順」でランキングを紹介している。最も多くの人が診断したのは「あなたの運命の人の名前」。尾上氏は「性格診断などの定番アプリや、恋愛ネタがランキング上位に来ます。恋愛でも、泥沼のようなものより若い女性向けの明るくライトな診断の方が人気です」と話す。日々新しい診断が登場するため、デイリーランキングの入れ替わりは激しい。

photophoto 1日の運勢は毎日更新される(写真=左)。コンテンツを見つけやすいように「歴代人気順」「デイリー人気順」でランキングを提供(写真=右)

 また、気軽にできる無料診断だけでなく、有名な診断士が作る骨太な有料コンテンツも人気だという。「有料でも、価格が安いものが人気というわけではないです。たとえ700円かかっても、ユーザーが何を診断してほしいかが一番重要です」と柄川氏は説明する。有料診断は全体の1割程度だが、実際に占いの館などに行くよりは割安で手軽に診断できるメリットは大きいだろう。

診断や占いを、合コンや会話のネタに

photo 「LINEやTwitterとも連携しているので、ソーシャル上でどんどん共有してほしい」と尾上氏は話す

 人気や定番の診断はあるものの、「電車の待ち時間など、ちょっとした隙間時間で気軽に診断できるので、まずは何でもいいから占ってみてほしい」と柄川氏は話す。占いは本来パーソナルな行為だが、「例えば合コンで使える、大人数で集まったときの会話のネタになるような診断も出していきたいですね。自分は占いと無縁だと感じている人に使ってもらうきっかけになるはずです」と柄川氏は今後の展望を語った。話し下手な人も、診断アプリを使うことでうまく人と話すことができるかもしれない。診断ティキットの無料コンテンツ数や診断のバリエーションは今後ますます増えていく予定だということだ。

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