タブレットで使える便利なキャリアサービスは?――NTTドコモ編キャリアタブレット徹底解剖(1/2 ページ)

» 2014年09月09日 11時00分 公開
[今西絢美,ITmedia]

 キャリア版のタブレットはスマホと同様、キャリアが提供するサービスを利用できる。かつては契約しているキャリアのサービスしか使えないことがほとんどだったが、最近は他キャリアのスマホやタブレットでも利用できる“キャリアフリー化”したものが多い。

 契約しているキャリアのサービスを使うことの最大の利点は、スマホやタブレットの毎月の利用料と一緒にコンテンツ料を支払える点だ。これならクレジットカードを持っていない人でもサービスを利用できる。

 また、スマホやタブレットの月額料金などに応じて付与されるポイントを使って、コンテンツを利用できるのも利点と言える。

 今回はNTTドコモが提供するサービスについて紹介しよう。ドコモのサービスを利用するには、認証用IDである「docomo ID」が必須となる。このIDはドコモユーザーでなくても作成可能だ。また、コンテンツの利用額に応じてドコモポイントが付与され、他キャリアのユーザーでもドコモポイントがためられる。

動画配信サービスはPCやテレビでも視聴可能

 タブレットの大画面は、動画を観るのに最適だ。ドコモの提供する動画配信サービスは「dビデオ powered by BeeTV」と「dアニメストア」があり、いずれもキャリアフリーのサービスとなっている。

 dビデオは月額540円(税込、以下同)の定額制見放題サービスで、初回7日間は無料。2万タイトル、9万2000本の動画を配信しており、最新作のみレンタルによる個別課金となっている。ジャンルは映画、テレビ番組、BeeTV、音楽PVで、ダウンロードとストリーミング再生のいずれかを選べる。後者であれば端末内のストレージ容量を圧迫しないのが利点だが、オフラインでは視聴できない。

photophoto Androidの場合はプリインストールされている「dビデオ」アプリ、iPadの場合はブラウザからアクセスする(写真=左)。話題の海外ドラマなども配信されている。各作品は予告編を視聴できる(写真=右)

 スマホ、タブレット、PCなどで利用でき、ドコモの「SmartTV dstick」やGoogleの「Chromecast」、Appleのセットトップボックス「AppleTV」のAirPlay機能を利用すれば、テレビでも視聴できる。

 「dアニメストア」は月額432円の動画見放題サービスで、初回7日間は無料で利用できる。約1000作品、約1万7000話を配信しており、2014年夏のテレビアニメを25作品配信するなど、最新作も存分に楽しめる。

photophoto 配信中のアニメは全て見放題。期間限定で配信されている作品もある(写真=左)。dビデオと同様、ストリーミングとダウンロードを選択可能(写真=右)

 dビデオと同様、マルチデバイスに対応しており、人気作品の先行配信や、劇場作品の公開を記念した過去作品の無料配信など、アニメ好きにとっては魅力的なサービスと言えるだろう。

 ドコモ端末でのみ利用できるサービスとして、スマホ向け放送局「NOTTV」がある。月額432円で、31日間無料で視聴できる。対応している端末が限られており、タブレットでは「Xperia Z2 Tablet SO-05F」と「AQUOS PAD SH-06F」のみとなっている。ただし、録画対応チューナー「TV BOX」を使えば、iOS 7以上のタブレットでも視聴できる。

photo 2012年4月に開局したNOTTV。リアルタイム視聴と、自動受信したコンテンツをあとから楽しむシフトタイム視聴の両方に対応する

 NOTTVは独自の番組が配信されており、画質がワンセグの10倍と高画質なのが特徴だ。ただし、視聴エリアはモバキャス放送エリアのみなので、エリア外では視聴できない。

漫画・小説だけでなく雑誌の読み放題サービスも登場

 月額無料の「dブック」は、約8万タイトルの漫画、小説、実用書を配信するサービスだ。課金はコンテンツごとに行う仕様で、契約しているキャリアに関係なく利用できる。dブックでしか配信されない電子書籍などもあり、無料の試し読みも可能だ。

photophoto dブックはコンテンツごとに購入する。「ドコモ ケータイ払い」、ドコモポイントとの交換、クレジットカードでの購入に対応する(写真=左)。1巻のみ無料で読めるキャンペーンが開催されていることもある。複数巻をまとめて購入できる“大人買い”をしやすいのが便利(写真=右)

 2014年6月20日にサービスが開始した「dマガジン」は、月額432円で雑誌の記事が読み放題になる。7日間無料で、70誌以上が配信されている。雑誌名からだけでなく、記事の内容から探せるのがほかのサービスにはない利点。記事は100ページまで保存できる。定額制サービスには初登場となる雑誌や、電子版として配信されるのが初めての雑誌などが用意されており、キャリアを選ばずに利用できるのも魅力だ。

photophoto ビジネス誌、情報誌、ファッション誌などラインアップは多岐に渡る(写真=左)。記事によってはページをクリップできるので、付箋を付ける感覚で利用できる(写真=右)

全方位の“ショッピング”に対応したサービスがそろう

 タブレットの大画面なら、スマホでは見づらいショッピングサイトなどの一覧性に優れている。ドコモの提供するショッピング関連のサービスは4つあり、いずれもキャリアフリー仕様だ。

 水や日用品、食料品から家電まで幅広いアイテムを取りそろえる「dショッピング」は、ドコモユーザーであれば会員登録不要で利用できる。ドコモ ケータイ払いだけでなく、たまったドコモポイントでの商品購入も可能だ。dショッピングアプリだけでなく、Webプラウザでも利用できるので、PCからも購入できる。1980円以上の買い物をすれば送料が無料になる。水やお米など重い食料品などを購入するのに活用するといいだろう。

photo 生活用品だけでなく、家電やお取り寄せグルメなど掲載されている商品が幅広い。ドコモポイントでの購入や、金額に応じたドコモポイントの付与に対応する

 ファッションアイテムに関しては、「d fashion」を利用しよう。450以上のブランドを取り扱っており、買い物代金はケータイ料金と一緒に支払える。PCでの利用や他キャリアのユーザーでも、ドコモポイントがたまるのが特徴。欲しいアイテムが再入荷するとメールで通知してくれる機能や、カラーとお気に入りのショップでの絞り込み検索など、独自の機能を備える。dショッピングと同様、送料は無料。ドコモユーザーであれば購入時に氏名や住所を入力する必要がない。

photo サービス独自のセールも開催されているので、ほかの通販サイトより安く買えることもある。新作も入荷されるので、トレンドアイテムも手に入る

 よりこだわりのアイテムを買いたいなら、「dクリエイターズ」がオススメ。手作りのファッションアイテムや雑貨が購入できるサービスで、オリジナルグッズを販売することもできる。18歳以上でメールアドレスを持っていれば誰でも出品が可能。さまざまなクリエイターの作品を探せるので面白い。

photo 比較的女性向けのアイテムが多い。スマホグッズなどは男性も使いやすいデザインのものが販売されている

 2014年5月1日より、新たなサービスとして出前やフード宅配サービスを利用できる「dデリバリー」がスタートした。約20ジャンル、全国約9500店のメニューを注文可能なサービスで、ドコモ以外のキャリアでも使える。支払いは現金、クレジットカードのほか、ケータイ払いにも対応。利用金額に応じてドコモポイントがたまり、支払いにはポイントが使える。

photo 大手宅配チェーン店が加盟店となっているので安心感がある。届け先を設定すれば、配達可能な店舗を絞り込める
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