音声付SIMと格安スマホは本当にお得?総額比較SIM通

» 2014年10月10日 14時54分 公開
[SIM通]
SIM通

 最近は、キャリア以外のSIM(MVNO)にもいろんなバリエーションが増えてきました。そのとき、つい月額料金だけで費用的に得なのかどうかを考えがちです。今回はキャリア携帯、代表的なMVNO(So-netの「So-net モバイル LTE + Talk S2」)と格安携帯電話会社(Y!Mobile)を端末購入費用、解約費用も含めた総額で比べて、どれがお得なのかレポートしていきます。

photo

 「So-net モバイル LTE + Talk S2」は、データ通信はフルスペックで総量1.5GB制限付き、音声通話対応、さらに端末もセットという、大手携帯電話会社とほとんど同じMVNOです。さらに大手と同じく、端末代金の月々割引(651円)があるのも特徴。

photo

 このプラン、最近一部のMVNOサービスで導入され始めた「最低利用期間」があり、「一年間」と少し長めに設定されています。また、端末の支払い期間も24ヶ月があり、支払いが終わる前に解約すると一括での支払いが必要になります。その場合、月々割引も適用されません。このように、「So-net モバイル LTE+Talk S2」では、実質の「二年縛り」に近い設定がされています。

 一方のY!Mobileは、プランが二年契約のみです。また、二年が経過したのちは、自動的に二年契約が継続されます。Y!MobileのSIMカードのみの販売では端末代金は発生しませんが、端末も一緒に契約する場合は、同じように端末代金の支払いと月々の割引がセットになります。

photo
photo

 似たようなものじゃないの?と思いがちですが、実はこの図のように大きな違いがあります。この図は、契約してからそれぞれのタイミングで解約したときにどのくらい費用がかかるのかを比較したものです。

 Y!Mobileでは、二年に一回の解約できる月(契約月の翌月一ヶ月間)を除くと、どのタイミングで解約しても10,260円の解除料が必要になります。加えて、二年までは端末代金の清算が必要です。

 「So-net モバイル LTE+Talk S2」では、最低契約期間の一年経過までは5,400円の解除料が必要ですが、それ以降はいつ解約しても追加の解除料は必要ありません。

 また、総支払い料金にも注目です。「So-net モバイル LTE+Talk S2」では、端末代金の支払いが終わると料金が下がりますが、Y!Mobileでは、25ヶ月を過ぎると「スマホプラン割引」が満了して、基本料金が1,080円上昇してしまいます。

photo

 契約をいつ終えるかによって総支払額(解約時費用含む)がどのように変わるかを示した図です。Y!MobileのUSIMのみの契約の場合でも、約1年半以上利用するのであれば、「So-net モバイル LTE+Talk S2」を利用したほうがお得になります。

 「キャリアだから」という安心感を買うという選択肢もありますが、普段の利用状況を振り返って契約を見直してみると、MVNOのSIMの方がいろいろとお得だと思えるかもしれません。

※文中料金は全て税込

>>関連リンク

災害が起きる前に入れておきたい厳選アプリ5選

SIMフリースマホ入手でおさえておきたい「OCN モバイルONE」とは?

Copyright:(C) NTT Resonant Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年06月20日 更新
  1. 「ナビダイヤル」の改善を 「dカード」を無理やり契約させているのか――NTT定時株主総会で出たドコモ関連の主要質問まとめ (2026年06月18日)
  2. DAZNサッカープラン「返金・解約」手続き発表 「画面に書けばOK」はもう通じず――炎上背景と教訓を徹底分析 (2026年06月18日)
  3. お風呂でのスマホ使用、防水性能があっても危険な理由と「どうしても持ち込みたい」ときの正しい対策 (2026年06月19日)
  4. 暑い日に身に着けたいソニーの“着るエアコン”「REON POCKET 6」を試す ハンディファンより便利で体感マイナス2度? (2026年06月19日)
  5. 現在povoに未対応の5G SA、早期導入を検討――新社長が語る通信品質への覚悟 (2026年06月18日)
  6. 【3COINS】1100円の「スマホ快適グラス」 寝ながら腕を上げずに画面を見られる (2026年06月19日)
  7. ソフトバンクが「今回もやる」とGalaxy S26を月額1円で販売――販売方法を早急に見直さないと撤退を迫られるメーカーも (2026年03月08日)
  8. ドコモ、「d払い特典」の還元上限を「一律200ポイント」に変更 ランクによっては改悪 (2026年06月16日)
  9. 岐路に立つシャープのスマホ戦略 AQUOS proモデルは「白紙」、wish新機種は「プランニング中」 (2026年06月17日)
  10. なぜ? カーナビが「NHK受信料」対象になるワケ 課金されるケースと徴収を免れる方法 (2025年04月15日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー