ドコモおすすめ5機種レビュー(第1回)――基本スペックや持ちやすさを比較する最新スマートフォン徹底比較(2014年冬モデル編)(2/2 ページ)

» 2015年02月18日 07時00分 公開
[小林誠、編集部,ITmedia]
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持ちやすくて片手で操作しやすい機種は?

 5機種のサイズはさまざまだが、持ちやすさはどうか。大型のスマホで片手操作をするのが難しいのは百も承知。それでも片手で操作したら、どう感じるか。チェックしてみた。

 ARROWS NXは「メタルエッジフレーム」と呼ぶ、本物の金属を使い、角ばったデザイン。ただ見た目の印象と比べ、思いのほか持ちやすく、特に背面が滑りにくい質感なので落とす心配が少ない。もっともこの本体サイズだと、片手操作に若干無理があるのは仕方ない。それでも背面の指紋センサーが画面のロック解除に使えるうえ、ボリューム、電源キーは左手で持つとちょうど指が届く位置にあるのは評価したい(右手だとやや窮屈だが)。

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 GALAXY Note Edgeは誰もが手に持った瞬間「片手操作は無理」と感じるだろう。そもそも本体の幅が広すぎて端に指が届かない。左側面は若干角張っているが、フィット感はある。右側面はエッジスクリーンのため側面が薄くなっており、こちらはフィット感がない。エッジスクリーン部分に触れても、予想よりも誤操作は少なく、気になるほどではなかった。ただしそれは筆者がスマホに慣れており、誤操作が起きてもすぐ直せるので気にならないだけで、スマホ入門者であればストレスになるかもしれない。

 またボリュームキーは左側面にあるが、電源キーは本体上に配置され、他機種が側面に配置を集中させているのと比べ、指が届きにくく押しにくい印象だ。背面のレザー風コーティングのおかげで手が滑りにくいのはプラスに評価したい。

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 AQUOS ZETAもGALAXY Note Edgeほどではないが、端に指が届きにくい。ただしこちらは持ち直せば確実に届くので、片手操作は可能だ。側面が角張っているのでフィット感がないものの、滑って落とすほどではない。電源、ボリュームキーは右側面上にあり、左手持ちでは人さし指が、右手持ちなら親指が自然と届く位置だ。

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 Xperia Z3は側面に丸みがあり、ホールドしやすい。片手操作で端を指でタップするには、少々幅があるので、持ち直しは必要だ。フラットなデザインのおかげで、手に持ったときに「薄さ」を実感できる。また電源、ボリュームキーの位置も指が届きやすい。右側面下にあるカメラキーを押すのは片手では押しにくいが、横向きで使うのなら問題ない。

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 Xperia Z3 Compactは画面サイズが小さいので、片手操作がとてもラク。指は端まで自然と届く。電源、ボリュームキーはZ3よりも突出している感じがして、存在感があり、迷うことなく押せる。ただしZ3と同じく側面に丸みがあるものの、縁のエッジ部分や厚みを感じやすく、フィット感はZ3よりは劣るように思う。しかし片手操作ナンバー1を5機種の中から選ぶなら、間違いなくXperia Z3 Compactだ。

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視野角が広い機種、発色、解像感の違い

 最後にディスプレイの見やすさを比較してみる。5機種の設定は輝度を最大にしており、画質モードはARROWS NXが「インテリカラー」「あわせるビュー」「動画補正」「静止画補正」をオン、GALAXY Note Edgeが「表示を最適化」、AQUOS ZETAは「ダイナミック」、Xperia Z3、Z3 Compactが「X-Reality for mobile」をオンにしている。

 このスマホに同じフルーツの画像を表示してみた。

 正面から見ると、GALAXY Note Edgeが細部までクッキリと見える印象だ。これはワイドクアッドHDディスプレイであること、そして発色が鮮やかな有機ELを搭載しているからだろう。同じくワイドクアッドHDのARROWS NXも、発色はGALAXY Note Edgeほどではないものの、やはり細部の表示はほかの3機種よりも鮮明に感じる。

 Xperia Z3/Xperia Z3 CompactもIPS方式の液晶を搭載していることもあり、斜めからの視認性も問題ない。AQUOS ZETAはやや白飛びしており、広視野角に見せるのはあまり得意ではないようだ。

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photophoto 左から「ARROWS NX F-02G」「GALAXY Note Edge SC-01G」「AQUOS ZETA SH-01G」「Xperia Z3 SO-01G」「Xperia Z3 Compact SO-02G」。正面から見た印象と、角度を付けて見た印象では、ディスプレイの見やすさは大きく異なる

 続いて、同じ距離から5機種に静止画を表示させた画面を撮影した。拡大して解像感を見比べると、特に差を感じるのはXperia Z3 Compact。この機種だけHDディスプレイのため解像度が低く、比較した遠景の写真では、ほかの4機種なら写っている人の手足が判別できるが、Xperia Z3 Compactでは細部がつぶれて分からない。

 同じ静止画の波の状態を確認して見ると、ワイドクアッドHDディスプレイのGALAXY Note Edgeは細かく表現しているように見えるが、シャープすぎるようにも見える。Xperia Z3、Z3 Compactも「X-Reality for mobile」によって輪郭が強調されていて鮮明だが、好みが分かれそうだ。もう1台のワイドクアッドHD搭載のARROWS NXは画像は、いいバランスで表示しているように思える。AQUOS ZETAは写真全体が明るく、ここでも色が飛んでいる印象だ。海中の暗礁の輪郭が5機種中一番弱い。

photophoto ARROWS NX(左)とGALAXY Note Edge(右)の静止画表示
photophoto AQUOS ZETA(左)とXperia Z3(右)の静止画表示
photo Xperia Z3 Compactの静止画表示
photo 左上からARROWS NX、GALAXY Note Edge、AQUOS ZETA、Xperia Z3、Xperia Z3 Compact。発色の比較用に、同じサイズにトリミングしたものを並べた
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